成長著しいFinTechのトップにインタビュー。
発展の軌跡とワークプレイスの変遷。 今後の働く場所と働き方は?
これまでの金融機関のイメージといえば、巨大資本に高い知名度、都心に本社を構え、全国に支店網を張り巡らすといったものではないだろうか。ベンチャー企業とは全く逆のイメージだが、この状況が、今、大きく様変わりしつつある。それを強く牽引しているのが、いわゆる「FinTech」の進展である。いまさらであるがFinTechとは、ファイナンス(Finance)とテクノロジー(Technology)を組み合わせた造語で、金融サービスとIT技術を結びつけた革新的な動きを指す。そして、これらを駆使した金融IT分野のベンチャー企業がFinTechと呼ばれていることも、ご承知の通りである。
一口にFinTechと言ってもその分野は多岐にわたり、ブロックチェーン技術を活用した仮想通貨から、容易かつ安全な決済サービスを提供するスマートペイメント、ロボアドバイザーを用いた資産運用、クラウドファンディング、ソーシャルトレーディング等々、あらゆるカテゴリーで様々なサービスが提供されている。上の地図は、これらFinTechを分類し、代表的な担い手である企業をプロットしたもの。よく言われることであるが、ほとんどの企業が渋谷から六本木を経て大手町・日本橋に至る一直線上に並んでおり、東京におけるFinTech企業の特徴的な集積が見て取れる。
連載が復活した「成長ベンチャーに訊く」の第2回目は、この発展著しいFinTechにスポットを当て、各金融カテゴリーを牽引するクラウドクレジット、QUOINE、ウェルスナビのトップにお話をうかがった。三社三様の起業経緯から、創業時のオフィスの様子、そして未来のビジネス像と働き方・働く場に対する考えとは。
下記リンクより、過去のインタビュー記事がご覧いただけます。
- 成長ベンチャーに訊く - 2005-2008年
- 人気シリーズ復活! 成長ベンチャーに訊く - 2018年10月3日