「学ぶ」と「働く」をつなげ、
誰もがその価値を発揮できる社会へ。
女性向けキャリアスクールをはじめとしたコミュニティブランドを展開するSHE株式会社。銀座・梅田・名古屋などに受講者用スペースを構えるほか、2025年4月には組織の力を一層高めるべく、半蔵門エリアに新オフィスを開設。創業からの事業拠点の変遷や今後の展望などについて、経営戦略室室長の松尾氏にインタビューした。
SHE株式会社
経営戦略室 室長
松尾 真里氏

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女性向けキャリアスクールを、オンラインで展開
SHEはオンラインで女性向けのキャリアスクールなどを展開している企業で、2017年に代表取締役社長の福田恵里が創業しました。ライフコーチングカンパニーという構想のもと、キャリアをはじめ、お金や美容など、女性を人生のあらゆる領域で支援。現在は、50以上の職種スキルをオンラインで学べる 「SHElikes」をはじめ、専門スキルを持つ人材と企業をつなげ、定着を目指すマッチングサービス「SHE WORKS」、結婚や子育ての資金、家計、投資など、幅広くお金のことを学ぶことができる「SHEmoney」といったサービスを展開しています。
もともとは、福田が学生時代にアメリカへ留学してITスキルの重要性を感じ、帰国後に立ち上げた女性向けのWebデザインスクールが前身です。当時のIT業界はエンジニアを中心に男性の活躍が目立つ世界だったので、女性にもITスキルを身につけてほしいという想いから、Webデザインを切り口とした学びの場を設けたと聞いています。
福田はその後、新卒でリクルートホールディングスに入社した経歴があり、私は同社の1年後輩でした。すぐに仲良くなって、彼女が独立後にSHEを立ち上げてからも、私は副業としてSHEの業務を手伝うなど、やりとりは続いていました。そして、私自身も何かビジネスを興したいと考えていた時に、福田から「いっしょにやろう!」との誘いがあり、2020年にSHEへ。「SHEmoney」をはじめとした新規事業の立ち上げ・管理などを経て、現在は経営戦略室室長の立場で、会社の戦略策定のほか、組織のカルチャーづくりなどにも携わっています。
コロナ禍を経て急成長、5年ぶりに新たなオフィスを開設
SHEは現在、120名近くの正社員が働いています。創業当初に港区青山の一軒家をオフィスとして借り、本社は今もそちらです。当時はコロナ禍前で、社員は10名ほど。手ごろな価格のかわいらしい家具を購入して自分たちで組み立てるなど、DIY精神で会社を運営していました。スクールもそちらで開いていたので、受講者の方には対面で集まっていただいていました。
その後、転機になったのはコロナ禍です。サービスをフルオンライン化し、私たちの業務もリモートに。結果、受講者が増え、会社も急成長しました。それに伴って採用活動も進め、2022年頃には社員は60名ほどとなり、柔軟な勤務形態により全国各地から新メンバーを迎えました。
しかしコロナ禍が落ち着いた後、社員が100名以上になり、フルリモートで仕事をすると情報共有をはじめとしたビジネスのスピード感に、限界が生じるように。一方でフル出社だと、子育て中の女性社員が比較的多いこともあり、急に家庭の用事が生じたり、誰かが産育休に入ったりした際の対応が難しくなります。そこで、ハイブリッドワークを採用し、まずは港区外苑前、さらに千代田区半蔵門と、社員用に2ヶ所のフレキシブルオフィスを借りることにしました。
規定やルールではなく、自然に人が集まるワークプレイスへ
オフィスの新設は、「SHEらしさとはなんだろう?」「今後のSHEはどうあるべきか?」といった議論を掘り下げた時に、「いつかSHEビルを建てたい」といったワークプレイスの話が出たことも、きっかけの一つです。より多くの社員が利用する半蔵門のオフィスについて述べますと、開設は2025年4月。重視したのは、通勤に便利な立地で、部門間のコラボレーションが生まれやすいワンフロアであることです。メンバーの多くはSHEとして初めて出社を経験するので、コミュニケーションをしやすくする工夫として、オフィス内には社員全員のキャラクターを、性格診断をもとにユニークな“取扱説明書”としてまとめて壁に張り出したほか、自然なかたちで出社を促したり、社のカルチャーづくりにもつながったりするよう、夏祭りなどの社内イベントも開催。交流が増えて業務効率化にもつながり、皆オフィスを構えたことに好意的です。私自身も、みんなが頑張っている様子がわかるのがすごく良いと感じています。
男女格差を解消し、誰もが輝ける社会をつくりたい
現在、「SHElikes」は20万人以上の会員様に利用されています。しかし、全国で働く女性3000万人のうちの1%にもおよびません。今後は「学ぶ」と「働く」をつなげることにさらに力を入れ、より多くの全国の女性にサービスをお届けしていきます。最終的には社会における男女の格差問題を解消し、誰もがその価値を発揮できるよう、SHEが貢献できたらうれしいです。
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