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トランスコスモスパートナーズ株式会社 | 成長ベンチャーに訊く

ケーススタディ

2022年11月24日

人材派遣サービスからアウトソーシングによる業務受託まで、2007年の創業以来、事業拡大を続けるトランスコスモスパートナーズ株式会社。コロナ禍に直面したことをきっかけに、オフィスのあり方や働き方を見つめ直し、今年7月に本社オフィスを移転。社名も新たにしたという。会社の根底にあるのは、人を大切にする文化だと語る代表取締役社長の瀧本一哉氏に、これまでのオフィス変遷や今後の展望について訊いた。
トランスコスモスパートナーズ株式会社 代表取締役社長 瀧本 一哉 氏

本社を移転し、新社名で始動。
激変する時代に直面しても、
人を大切する文化は継続する!

トランスコスモスパートナーズ株式会社
代表取締役社長
瀧本 一哉

トランスコスモスパートナーズ株式会社

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2022年7月、社名を変更しトランスコスモスパートナーズに

トランスコスモスパートナーズは、顧客企業への人材派遣や紹介のほか、業務の一部をアウトソーシングで承ることを事業としている会社です。グローバルにアウトソーシングサービスを展開するトランスコスモスのグループ会社として、2007年9月、トランスコスモスフィールドマーケティングという社名で設立されました。

設立当時は、携帯電話の契約やクレジットカードの会員募集など、店頭販売員の派遣が事業の中心でしたが、現在はコールセンターやヘルプデスクなどのオフィスワークに加え、企業の採用活動をアウトソーシングで担うなど、顧客企業の業務を幅広いかたちでサポートしています。現在の社名になったのは、今年の7月10日からです。企業と働き手のそれぞれにとって、対等なパートナーでありたいという思いから社名を変え、オフィスも新宿文化クイントビルに移転。さらなる事業拡大をめざしています。

株式会社カウンターワークス

人を招きやすい環境を求めて、親会社からオフィスを移転

私自身は、親会社のトランスコスモスの出身で、この会社の存在を知ったのは、実は2012年に同社が親会社に移転してきた頃です。会議室フロアの小さな1室を借り、10名ほどが所狭しといった感じで働いていました。本来なら社員しか入ることのないフロアだったので、面談に来るパートナースタッフを見かけては、一体どんな会社なんだろう?と思っていました。

それで、私が副社長として関わるようになった2017年、着任早々に取りかかったのがオフィスの移転です。外部の方を社員専用のフロアに出入りさせるのは、問題があると思っていましたし、渋谷駅の近くとはいえ会社の場所が分かりづらい側面もありました。面接に来る方が同じ渋谷駅でもハチ公口に出てしまうと、会社まで案内するのに大変苦労しましたね。

移転先は、新宿駅から徒歩圏内にあることを条件にしました。新宿駅周辺は人材派遣会社が多く、乗り入れ路線も充実しているので、面接に来る方にも便利です。会社の財務状況や移転コストなどを鑑みながら、できるだけ駅に近く、広い物件を探していき、結果として甲州街道沿いにある新中央ビルに入居しました。

広さは約50坪で、当時の社員数は10名ほど。執務スペースのほかに、面接室と会議室を設けました。親会社にいた頃の倍の広さで、賃料も2倍ぐらいだったと思います。ただ、一方でその頃は、支店の開設にも力を入れていたので、移転した本社オフィスの内装などは後回し状態。来客があっても、座っていただく椅子がパイプ椅子であったり、机も折りたたみ机であったりと、本拠地としては少し恥ずかしい思いもありました(笑)。

株式会社カウンターワークス

フロア拡張後、コロナ禍に直面。可能性を探った移転という選択肢

その後3年間で、本社の社員は倍以上に増えました。机の間隔をギリギリまで詰め、冬寒く夏暑い非常扉付近にも席を設けたり、工夫をしながらスペースを確保していましたが、決して快適なオフィス環境とは言えませんでした。それで、2020年、別のフロアで同じく約50坪のスペースを借りることに。本社として立派にしたいという思いはずっと持っていましたし、そのフロアには来客専用の会議室などを設けました。その分、以前から使っていたフロアにもゆとりができ、ホッとしたのを覚えています。

しかし、そう思えたのも束の間でしたね。コロナ禍に入り、緊急事態宣言が出た後は、広くなったオフィスに出社する社員は1人、2人。新しいサービスの開発に向け社員の増員も計画していましたし、コロナ禍以降のオフィスのあり方や働き方などについて、考えなければならなくなりました。一方、コロナ禍以降、周囲でも空き物件が増え、家賃相場も下がり始めました。本社の移転も選択肢に入れつつ、その場合はオフィスをどうレイアウトし、どのように使うのか。あらゆる可能性を探っていた頃、タイミングよくご紹介いただいたのが、新宿文化クイントビルです。広さは1フロアで約250坪。2フロアに分かれていたオフィスが1フロアになることで、社員たちもやりとりがしやすくなります。移転しない選択肢はないと、すぐに結論が出ました。

株式会社カウンターワークス

新たなサービスを創出していく、シンボルかつ発信地をめざしたい

現在のオフィスは、増員してもゆとりが持てるよう、フリーアドレス制を導入しました。めざしたのは、若い世代の方に「この会社で働きたい」と思ってもらえるような、会社の顔となるオフィスです。そのため、20代から30代の社員たちを中心としたプロジェクトチームを立ち上げ、どんなオフィスにしたいのか考えてもらいました。立ち話をしながら気軽に意見交換できる休憩スペースなどは、私たちの世代からすれば斬新だと思う一方、彼ら自身が理想とするオフィスをつくることで、より愛情深く、自然なかたちで使ってもらえるオフィスになったと感じています。また、私としては、一連のオフィスづくりを通して、若い社員たちに成功体験を得てほしいという思いもありましたね。

創業以来、トランスコスモスパートナーズには、パートナースタッフや社員など、人を大切にしてきた文化が根付いています。本社を移転し、社名も変わり、コロナ禍以降は世の中も変わりました。しかし、この先どのような変化があっても、人を大切する企業文化だけは変えないでおこうと、社員たちと話しています。もちろん、お客様と向き合って仕事をする姿勢も変えることなく、今後も真摯に事業を展開していきたいと思います。

新たなアイデアやサービスの創出につながる仕掛けも、このオフィスにはあります。私たちトランスコスモスパートナーズにとって、シンボルや発信地になるような場にしていきたいです。

株式会社カウンターワークス

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上記内容は BZ空間誌 2022年秋季号 掲載記事 です。本ページへの転載時に一部加筆修正している場合がございます。

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