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賃貸物流倉庫・大型貸し倉庫の記事

ヤマトロジスティクス株式会社

ニーズ変化への対応スピードと
顧客サービスの向上を目指し選択

ヤマトロジスティクス株式会社
関西統括支店
次長 山中 修

自社物件を上回るメリット多様な顧客ニーズに合わせやすい汎用性

プロロジスパーク大阪:ヤマトロジスティクス株式会社

当社は、宅急便のヤマト運輸のグループ企業として、企業向けロジスティクスサービスの提供を行っています。昨年10月、グループ内の統合で、当社とヤマトグローバルフレイト、ヤマトパーセルサービスの3社が合併。国内・海外を問わず、お客さまに最適なロジスティクスを提案、提供できる体制を整えました。現在、関西では8センターの拠点で営業を行っていますが、ここプロロジスパーク大阪では、大口、小口のクライアントを合わせ約30社の3PLを行っています。

ここに入居する前は、1階にヤマト運輸が営業する自社物件を使用していました。階下に運輸機能を持つ利便性は非常に高かったのですが、では、なぜプロロジスパーク大阪に移転したのか。それは、汎用性とニーズへの対応スピードを求めたからです。

弊社のクライアントは、通販、卸・小売り、メーカーと、業種業態さまざまです。加えて、それぞれの企業とその顧客との関係も異なり、物流スタイルはまさに千差万別といえます。その多様なニーズに対応するためには、自社で施設を構えてしまうとむしろ制約を受けてしまう。こうしたマルチテナント型の施設の方が、請け負う業務に合わせ、施設を変化させやすいと判断したのです。

しかも、その対応にはスピードが必要です。一例を挙げれば、医薬品業界における薬事法の改正。トレーサビリティや倉庫スペック、保管管理方法など、より厳密な対応が求められることになりました。各都道府県の薬務課に届けを出し認可されるのですが、製薬メーカー自らが対応するのでは多大な労力がかかる。そこに対して提案していくわけです。個人情報保護法についても同様。通販業者で、これまで複数のベンダー毎に発注・配送していたものを一括管理し、クロスドッキングさせ配送することでお客さまの個人情報管理の一元化を図ったところもあります。このように、社会の変化にすばやく対応しなければならないというニーズは、どの業界にもあることでしょう。

私どもアウトソーサーは、クライアントが「あちらを立てれば、こちらがたたず」で方向を決めかねる時に、柔軟かつ的確な提案により活路を見出すことができるところに存在意義があるわけです。この提案をしていく上で、多様なニーズに即したポテンシャルの高い設備を有していることは、非常に大きな武器になるのです。

きめ細かな対応ができる施設立地、リスクヘッジも決め手に

自社内で自由に使用していた施設から、共同利用のマルチテナント型施設へ移転するにあたっての不安は、別段ありませんでした。設備に関しては、取扱商品が細かなものが多く伝票処理などの作業も加わるため、室内照度を上げる、スロープの幅や勾配角度、屋根の高さ、コンセント位置など、私どものオーダーに的確に応じてもらっています。むしろ、急いで入居を決めたため確保した面積が少なかったことを、とても後悔しています。お客さまに見学していただくと「ここならぜひ使いたい」といっていただくことが多く、現在は空きスペースを見ながら営業しているほどです。

私どもが常に頭を悩ませているのは、使用面積の確定です。営業から受注し、それから使用面積が決まるのですから、大きなセンターを持ち仕事がなければ「無駄に空いている」となるわけです。自社でこうした物件を持ってしまうと本当に困る。そういう点では、自社所有よりもテナントとして入居した方が、まだリスクは少ないといえるでしょう。

立地でいえば、港、高速道路はもちろん、駅から近いことが大きなメリットとなっています。私どもは短時間労働のスタッフを多く抱え作業量にあわせてシフトを組んでいますが、30社のお客さまがあれば30社のノウハウがある。つまり人員の確保と定着は、重要な経営課題なのです。多くの方に働きに来てもらい、募集すれば員数が揃うということと、働く場所が倉庫であるということを両立させるのは、実はかなり大変なこと。駅からの近さに加え、後背地の居住人口の多さ、きれいで働きやすい環境であるということが、雇用面で確実にプラスに働いているといえます。

今後は、施設のオーナーであるプロロジスさんと一緒に、クライアントとのより柔軟な形での契約やニーズの組み入れを進め、ヤマトのブランド力アップに繋げていきたいと思っています。

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上記内容は オフィスジャパン誌 2005年夏季号 掲載記事 です。本ページへの転載時に一部加筆修正している場合がございます。

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