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株式会社コクヨロジテム

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株式会社コクヨロジテム
西日本事業本部
企画管理部 部長 広井 透

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企業風土の変革を高いポテンシャルに注目、スルー型倉庫に最適

プロロジスパーク大阪:株式会社コクヨロジテム

当社はこれまで、大阪府下の八尾市に、工場の生産ラインと繋がった配送センターを持っていました。ここは、文具類の保管と全国の拠点への発送が行われる、いわばコクヨの全国統括物流センター。立体型自動倉庫も含め、実質使用延床面積は約1万3000坪。広大な敷地内にトラックは自在に停められ、倉庫も使い放題という、非常に恵まれた環境にありました。ところが、コクヨ構造改革の一環による生産再編成で、八尾工場も海外や他工場他への移管が決定。

さて、センターはどこへ行くか。この時に考えたのが、まず、協力工場も多い大阪へのアクセスや全国配送に関係する高速道路への近さ。また、中国生産も積極的に考えていることから港もそばにあると便利だ、デリバリーを考えれば空港も欲しいといった、立地面の条件です。陸・海・空それぞれのアクセスがよいこの地域は、当初から注目していました。

そして、もう一つの譲れない条件が、ワンフロアを思うように使いたいということです。八尾ほどの好条件は無理にしろ、平面での規模は欲しい。扱う荷物が大きなダンボールなため、モノを動かすのではなく、トラックが荷物に近づき出荷するのが理想的。また、午前中に入荷した物を午後出荷するスルー型倉庫なので、トラックが自由に動ける利便性を確保する必要があるわけです。加えて、全国発送の基点となるセンターですから災害への備えも必要で、耐震は不可欠と考えていました。さらにいえば、昨今は生産も市場も非常に短いタームで変化しますから、当社の「持たざる経営」を理解いただき、20年、30年といった超長期的契約ではなくフレキシブルな契約をさせていただけるところ...。これが理想だったわけです。

こうした厳しい条件と、しかも移転のエンドが決まっているというなか、めぐり合ったのがこのプロロジスパーク大阪です。自社使用の施設からテナント用施設への入居と、かなり勝手が違うのですが、入居当初から「使い方次第では非常に潜在能力を持ち、高効率になる施設である」「2倍、3倍に使える」と考えていました。

箱モノだけではないプロパティマネジメントに魅力あり

現在の使用面積は7,200坪と、これまでの半分ちょっと。それで同じ機能を発揮させるため、在庫の削減を図り、効率的な庫内システムや設備、ロケーション管理など、ハードとシステムへは相応の投資を行いました。例えば、入出庫時トラックが、どこのピットへ行くかを明示するシステムなど。今までの出庫時に各自動倉庫口へ荷物が流れ出てきて、それぞれで荷纏めし、積み込み場まで運ぶという流れを一変させました。

もちろん、これまでは自社保有で、賃料的にも条件的にも大変恵まれていたわけですから、今回の選択により施設そのものにもかなりの費用がかかるようになりました。しかし、それに見合うパフォーマンスはあると思っています。

コクヨロジテムは、ファーストメインテナントとして、建築の早い段階から細かい所の仕様やこだわり、注文を出し議論を続けてきました。例えば入居する前、他のテナントとかち合うことでのトラック渋滞を大変心配していましたが、信号による入庫管理といった対策も一緒になって考え実現していただいた。こうした運営面まで含めたソリューションの提供から、単なる「箱づくり」ではなく、プロパティマネジメントもきちんと行われることを評価し、それに対してフィーを支払っているともいえます。

トラックといえば、自社の構内を走っていた時と比較し、他社の車も出入りすることで、今まで以上に安全面に配慮するようになったと思います。また、安全面だけではなく、施設内の廊下には絵、ラックに花を飾るなどして「倉庫らしくない倉庫」を実現。ラックの色も、オレンジとブルーの組み合わせと鮮やかなものです。使い勝手を知り尽くした施設で40年過ごしてきましたが、移転を機に倉庫のイメージを一大変革させようとしています。施設がキレイになれば自然と立ち居振舞いまで変化する。また、他のテナントの方と顔を合わせることもあり、コクヨロジテムの社員として胸を張れるようでなくてはならないという自覚も出てきました。

移転を一つのチャンスとして、システム、企業風土とも、大きく変わろうとしているのです。

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上記内容は オフィスジャパン誌 2005年夏季号 掲載記事 です。本ページへの転載時に一部加筆修正している場合がございます。

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