賃貸物流倉庫・大型貸し倉庫の記事
世界の物流施設賃貸借事情:アメリカ

ロサンゼルス

賃貸借契約形態
契約期間 5年を基本に、3~7年
中途解約 不可
サブリース
預託金 賃料の1~2ヵ月分
実支払額 120~130
原状回復 設置物撤去やその後の補修程度
賃貸物流施設
階数 平屋
建築費 4~6万円/㎡
テナント 3PL&物流業者:80%
荷主:20%
主規模 5,000~20,000㎡
最大規模階数 650,000㎡
主要オーナー プロロジス、AMB、ワトソンランド、
カーソンカンパニー、プルデンシャル
集積地1 サウスベイ
相場 0.59米ドル/SF/月 (2,000円/坪)
集積地2 サウスベイ
相場 0.36米ドル/SF/月 (1,200円/坪)

アメリカの物流施設は、広大な敷地に十分なトラックヤードやトレーラーパーキングロットを確保し、かつ9mもの天井高を確保した平屋タイプが主流で、大規模なものになると一棟あたり10万?程度の物件が同一プロジェクト内に複数存在するようなものも珍しくない。

西海岸最大の都市ロサンゼルスでは、航空貨物のゲートウェイに位置付けられるLAXと共に、北米最大、とりわけアジア方面からの海運貨物全体の約55%もの取扱量を誇るロサンゼルス港/ロングビーチ港と至近距離に広がるカーソン市を代表とした"サウスベイ"エリアを中心に、古くから物流施設の集積が進んできた。ただ、近年の国内経済低迷を背景にLA/LB港の取扱量は2年続けて対前年比約20%もの落ち込みを見せており、それに伴ってこれら施設に空室が増大。

好況期には1%ほどしかなかった空室率が、直近のデータでは3.7%、さらに米国では一般的な「サブリース」向け空室も含めると約8%と、一気に上昇してきている。借り手市場色が強まる中、テナント企業にとっては、新規開設や移転の場合に限らず、既存契約を更新する場合でも、好条件を獲得するには絶好の機会といえる。

アメリカ西部お問い合わせ先

ジャパンデスク ロサンゼルス 藤原 良雄

シービーアールイージャパンデスク
ロサンゼルス
藤原 良雄(フジワラ ヨシオ)
Tel : 1 310 516 2360
e-mail : Yoshio.Fujiwara@cbre.com

シカゴ

賃貸借契約形態
契約期間 5年を基本に、3~7年
中途解約 不可
サブリース
預託金 賃料の1~4ヵ月分
実支払額 120~130
原状回復 設置物撤去やその後の補修程度
賃貸物流施設
階数 平屋
建築費 4~7万円/㎡
テナント 3PL&物流業者が大半を占める
主規模 7,000~9,000㎡
最大規模階数 100,000㎡
主要オーナー プロロジス、AMB、センターポイント、
ファーストインダストリアル
集積地1 ボーリングブルック、ロメオヴィル
相場 3.25米ドル/SF/年 (900円/坪)
集積地2 オヘア空港周辺
相場 3.50米ドル/SF/年 (1,000円/坪)

ニュージャージー州

賃貸借契約形態
契約期間 5年を基本に、3~7年
中途解約 不可
サブリース
預託金 賃料の1~4ヵ月分
実支払額 120~130
原状回復 設置物撤去やその後の補修程度
賃貸物流施設
階数 平屋
建築費 5~8万円/㎡
テナント 3PL&物流業者が大半を占める
主規模 4,000~5,000㎡
最大規模階数 130,000㎡
主要オーナー プロロジス、AMB、IDI、パナットーニ、
モリス、ハーツマウンテン
集積地1 メドウランズ
相場 5.75米ドル/SF/年 (1,600円/坪)
集積地2 Exit 10(NJターンパイク10番口周辺)
相場 5.75米ドル/SF/年 (1,600円/坪)

シカゴ周辺の物流マーケットは、アメリカにおいて人口が集積している中西部?南部?東部にかけての物流ハブとして位置付けられる他、中西部の自動車製造業拠点関連の物流拠点も見られる。中でも、シカゴ郊外北西部のシャンバーグ地区には、日本企業が多数集積している。これまでは、シカゴに生産設備を置く国内外の企業が多数存在していたが、最近は物流拠点としての機能がメインのため、近年開発された施設の多くが物流施設となっている。

ただし、その物流機能についても、昨今の市況下では低迷を余儀なくされており、昨年は空港貨物の取扱量、LA/LB港からのコンテナ貨物のいずれも減少。新規竣工物件も年間で80%減少。賃貸施設の空室率はこの2年間で30ポイント近く上昇している。

ニュージャージ州は、ニューヨーク等東海岸への物流拠点として発展してきたエリアで、日系メーカーのアメリカ本社機能も多く見られる。こちらも港の取扱量が低迷し、結果として延床面積7,500?以上の規模の施設で空室が増加。サブリース案件の増加もあり、借り手市場となっている。両地とも、物流施設の建築費は、降雪等の対応のためLAよりも若干高め。また通常使われる賃料表記は、LAが月単位なのに対し、東海岸は年単位が一般的である。

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