新たなショップのオープンが相次いだ2008年に続き、2009年も大手外資系アパレルの大型出店等で話題を集めるだろう渋谷の店舗マーケット。景況悪化で市況は厳しいものの、文化村通りや井の頭通り、公園通りといった渋谷商圏の主動線では、前年同様に物件の動きが早く人気は根強い。
特に文化村通りのポテンシャルアップは、今後、渋谷を訪れる人の流れをも変えうる可能性を秘めている。これら主要な通りでは、昼夜問わず人の流れが途切れず市場規模の縮小は見られないが、俗に"一等地"といわれるエリア以外では、1階店舗においてもテナント誘致に苦戦しており、空室が長期化するケースも散見される。
将来展望としては、東急文化会館跡地の再開発により渋谷駅、明治通り、宮益坂、青山方面等、各エリアの繋がりが強まることに加え、今秋に初のルミネメンズ館「LUMINE MAN SHIBUYA」が開業を控えていることもあり、街の広がりだけでなく、渋谷に足を運ぶ人々の客層の多様化も期待される。
商業の主動線、繁華街、商店街となるストリートの賃料を視覚化した『路面店舗賃料相場マップ』を独自に作成しています。
出店・移転、テナント募集の参考に是非お問い合せください。
※不動産仲介業者様、不動産鑑定会社様からのお問い合わせはご遠慮いただいております。