050-5447-7862

平日 9:00〜17:30

物件を探す

事業用不動産のあらゆるニーズを網羅するサービスと豊富な実績で、お客様の課題を解決する最適なソリューションをご提案いたします。

お役立ち情報

CBREが手掛けた、さまざまな業種・規模の移転事例のご紹介を始め、オフィスや物流拠点の移転に役立つ資料・情報をご提供しています。

マーケット情報

独自収集したデータを元に、不動産マーケットの市況を分析予測し、市場変化をいち早く捉え、ポイントをまとめた市場レポートを配信しています。
また、物件レポート、業界トレンド情報など、事業用不動産の最新情報、トレンドを配信しています。

CBREについて

事業用不動産の分野において、世界有数の企業であるCBRE。日本国内におけるその強み、拠点、会社概要をご紹介します。

ヘルプ

物件検索の使い方や、会員サービス、よくあるご質問など、当サイトをより便利にご利用いただくための情報をご紹介します。

仲介業者様はこちら

賃貸オフィス・事務所の記事

東北 - 賃貸不動産市場 2016年12月期

需要は底堅く、空室率は再び低下。大型空室の確保が困難に。

前向きな動きが依然活発

シービーアールイー(株)の調査によると、2016年12月期の仙台市の平均空室率は、前期(同年9月期)から0.8ポイント低下して6.1%となった。前期は、リニューアル工事完成後にテナント募集を再開した物件が出たために、空室率は2015年12月期以来の上昇となったが、今期は従前の予想通り、再び低下に転じた。

テナント需要は堅調であり、面積拡張や立地改善、新規出店等、前向きな動きが多く、底堅い。いくつかの物件では撤退や移転による空室が確認されたものの、それ以上の空室消化が進み、引き続き、マーケット全体としては好調を維持している。

特に、「仙台駅東口」エリアで大型空室が消化されたことが、今期の空室率低下の大きな要因となっている。今後も、大型空室の確保がタイトになるものと予想されるため、テナントサイドには、素早い判断や意思決定が引き続き必要となるだろう。

オーナーサイドの動向としては、引き続き、ニーズの多い優良なビルが高稼働しており、新規募集賃料を高めに設定するビルや、継続賃料の増額改定等が散見される。このような流れが、市内の賃料相場を押し上げる要因の一つになっている。

待たれる開発案件

「仙台駅西口」エリアの青葉通沿いでは、2014年以来の供給となる新築ビルが、今年4月に竣工を予定している。すでに大方の区画は決定しているものの、新規供給に伴う二次空室の発生等、今後のマーケットへの影響も注目される。このような再開発が、さらにマーケットを刺激し活性化を促すものと予想されることから、その動向が注目される。

2015年から16年にかけて、地下鉄東西線の開通や、JR仙台駅東西通路の整備、周辺商業施設のオープン等が話題となった。中心市街地全体のさらなる賑わいと、新たな開発案件にも期待したいところである。

仙台市以外の東北主要都市については、安定したオフィス市況が続いている。引き続き、一定数の移転や新規需要の動きが見られるため、希少性の高い大型空室や新規供給等があれば、各都市のマーケットの動きは一層加速するものと予想される。

仙台支店 相原 健二

相場表

種別 賃料(共益費込) 需給の動向 空室率
推移
仙台市中心部 13,000~16,000 円/坪
大型空室の消化があり、9月期より大幅な空室率低下となった。仙台駅周辺もしくは築浅物件を中心に、高稼働の物件が多い。拡張や立地改善等前向きな動機の移転が続いており、空室消化に伴い、築浅物件を中心に賃料目線も上がっている。
やや低下
郡山市 9,000~13,000 円/坪
引き続き空室は枯渇しているものの、テナントの新設・移転は散見されており、継続して潜在的なニーズがあるものと予想される。
-
盛岡市 9,000~11,000 円/坪
引き続き主要ビルに空室は少なく、大型面積の空室はより希少性を増している。特に、盛岡駅周辺の物件に空室が少ない。
-
倉庫・配送センター
注文建築
3,500~4,500 円/坪
二次空室(予定)の消化は順調に完了し、昨年末には大型空室へも入居企業が決定した。空室情報の枯渇が深刻化してきている状況もあり、今年春竣工予定の大型マルチ物件への期待がより強まっている。
-
空室率推移凡例:  上昇 上昇 やや上昇 やや上昇 横ばい 横ばい やや低下 やや低下 低下 低下

※物件検討時の予算の目安です。詳しくはシービーアールイー(株)社員におたずねください。

文中の空室率については、2014年3月期より、データ算出の対象となるオフィスビルを、原則として延床面積1,000坪以上、かつ新耐震基準に準拠した物件に変更しました。

ご移転計画のあれこれ、お気軽にご相談ください

CBREでは事業用不動産のプロフェッショナルチームが、お客様の経営課題や不動産にかかわるさまざまな課題解決をサポートします。

上記内容は BZ空間誌 2017年春季号 掲載記事 です。本ページへの転載時に一部加筆修正している場合がございます。

記事を探す

物件をお探しのお客様専用窓口

CBREの記事をお読み頂き誠にありがとうございます。
ご移転のプランニングや優良未公開物件の仲介をご用命の際は右記のフォームからお問い合わせください。

物件相談フォーム