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高松 - 賃貸不動産市場 2018年9月期

賃料相場

2018年12月13日

新設・拡張等、移転需要は活発。 空室率は大幅に低下し再び7%台へ。

四国のオフィスマーケット

シービーアールイー(株)調査による、2018年9月期における高松市の空室率は7.1%となり、対前期(同年6月期)比1.3ポイント低下と、前期の上昇分をも飲み込む大幅な低下となった。

今期はサービスオフィスの新たな出店や電子決済サービス企業の新規開設、またインフラ関連企業の拡張移転、製薬会社の郊外から街中への移転など、前向きな動きが多く見受けられ、空室率を大幅低下へと導いた。高松駅から番町付近の空室は引き続き消化傾向にあり、中新町以南の空室も消化されつつあるが、こちらはやや苦戦気味と言える。

供給面を見ると、7月に「ルートイン高松屋島」、8月に「ドーミーイン高松中央公園前」、10月に「JRクレメントイン高松」とホテルの竣工が続いている。オフィスの新規供給にも期待したい。

松山市のオフィスエリアでも、人材派遣業の新設やIT系企業の拡張移転など引き続き空室消化が進む。自社ビルを含む新築による二次空室や、潜在状況の段階での検討など、物件確保には引き続き工夫を要する状況と言える。

関西支社 名越 正幸

相場表

種別 賃料(共益費込み) 需給の動向 空室率
推移
高松中心部大規模ビル 9,500円~13,000円/坪 新規供給の予定がない中で、築浅・ハイグレードビルの空室消化が進むに伴い、賃料は一部で上昇傾向にある。 やや低下
高松中心部中小規模ビル 7,000円~9,000円/坪 一定水準のグレードかつ割安感のある物件において、競争力のある立地の空室は消化傾向だが、賃料水準は全体的に横ばい。 横ばい
松山中心部ビル 8,500円~12,500円/坪 新耐震かつ一定水準のグレードの物件の空室消化は継続して進む。引き合いが重なるケースもあり、検討しづらい状況である。 やや低下
空室率推移凡例:  上昇 上昇 やや上昇 やや上昇 横ばい 横ばい やや低下 やや低下 低下 低下

※物件検討時の予算の目安です。詳しくはシービーアールイー(株)社員におたずねください。

文中の空室率については、2014年3月期より、データ算出の対象となるオフィスビルを、原則として延床面積1,000坪以上、かつ新耐震基準に準拠した物件に変更しました。

上記の記事の内容は BZ空間誌 2018年冬季号 掲載記事 掲載当時のものです。

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