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広島・岡山 - 賃貸不動産市場 2022年6月期

広島:紙屋町・八丁堀で大型空室が顕在化。新規供給によるニーズ喚起に期待。

プラス志向の需要は増加傾向

当社調査による、2022年6月期の広島市内中心部の空室率は3.1%と、対前期(同年3月期)比0.6ポイントの上昇となった。今期の空室率上昇の主な要因は、紙屋町・八丁堀エリアで、大型空室が顕在化した影響が大きい。

面積を問わず、環境・立地改善、拡張など、プラス志向の移転需要は、昨年に比べ増加傾向である。しかし、企業が物件確定までに要する期間が従来より長期化しており、100坪以上の移転事例が少なかったことが、空室率上昇要因の一つになったと思われる。

今年8月末、JR広島駅前に「広島JPビルディング」が竣工する。貸床面積約6,000坪の大型物件で、ハイスペックかつ高い利便性を兼ね備えており、企業の移転マインド喚起につながると期待される。

また、紙屋町エリアでは、約47,000㎡の旧広島市民球場跡地整備等事業の名称が、「ひろしまゲートパークプラザ」に決定した。2023年春の供用開始をめざしている。広島の主要エリアの活性化と、魅力ある街づくりにつながる両事業は、未来に向け明るい材料と言えるだろう。

岡山:空室率は2期連続横ばいで推移。空室の増減に、ゾーン間で差が。

勝ち組・負け組の二極化

2022年6月期における岡山市の空室率は、前期(同年3月期)から横ばいであった。しかし、実際には、桃太郎大通りゾーンで空室が増加、市役所筋ゾーンでは空室が減少と、エリアで差が出た。また、エリアに関係なく、ビル間で勝ち組・負け組が出てきている。テナントの琴線に触れる決め手のあるビルが、入居テナントを獲得しており、市役所筋の駅前ビルが勝ち組になるとは限らない。東京に本社を置く大手企業が、コロナ禍を経てオフィスに対する考え方を変え、縮小・撤退に動き始めているからだ。

賃料は、空室率が横ばいだったため変動はなかったが、各ビルの考え方によるところが大きい。

桃太郎大通りゾーンの再開発事業、通称「岡ビル跡地」は、西川緑道公園の目の前である。北側には野田屋町公園があり、岡山市は「水と緑の庭園都市」をスローガンとしている。造園家の伊藤邦衛氏の考え方を踏まえ、古きよきものをブラッシュアップし、アーバンで落ち着いた、それでいて賑わいのある公園が、再開発と連携し創出されることに期待したい。

広島支店 辻﨑 寛人 / 越智 昭博

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上記内容は BZ空間誌 2022年秋季号 掲載記事 です。本ページへの転載時に一部加筆修正している場合がございます。

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