柏からの需要流出で相場上昇の機運。拠点構築には早めの決断を。
守谷は、つくばエクスプレス沿線の居住人口の増加により労働力確保の問題が解決され、大規模な物流センターの構築が可能になった注目のエリアです。柏や野田といった千葉県下国道16号沿いの昔ながらの物流立地よりも、賃料はワンランク低廉な相場感。にもかかわらず、配送面では柏インターから谷和原インターは1区間だけで、利便性はさほど変わりません。リーズナブルに広い面積が確保でき、しかも庫内ワーカーの確保にも十分対応、都心へのアクセスも犠牲にしないと、物流ポテンシャルは予想以上に高いと言えます。具体的には、単価重視で保管にコストがかけられない、かつ、流通に人の手がかかるアパレル業界などのニーズにマッチするのではないでしょうか。土地の価格がさほど高くないため、容積率目いっぱいで建設しなくてもよく、今後、ゆとりのある施設が開発されると思われます。4階建ての施設しか提供できない土地と、2階建て3階建てでも提供できる土地とでは、後者の方がテナントの使い勝手は明らかによくなります。建築コストの低減から賃料も抑えられることのほか、近い将来必ず訪れる物流の変化、loT導入やマルチユース、製造工場と物流との融合といった点で、この余裕が活きてくるに違いありません。現在はリーズナブルだとは言え、柏エリアの需給逼迫からニーズが守谷に流れ賃料相場は上昇傾向です。床の確保には、まだ注目度が低い今が狙い目なロケーションと言えるでしょう。
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