都市型物流拠点構築に、新たな選択肢となるロケーションの誕生
足立区は、小型の倉庫や倉庫兼事務所がそこかしこに所在し、元々は日本橋から上野にかけて集積している商社や問屋の保管機能、物流機能を担ってきたエリアです。最も一般的な拠点のイメージは、100坪~500坪程度の保管倉庫に事務所が付随し、自社の営業車を備えて、城北・城東をカバーする販社の営業拠点といったところでしょうか。都内の物流集積と言うと湾岸部がフォーカスされやすく、実際、高機能な物流センターが集積していますが、内陸部が機能として劣っているわけではなく、消費地をカバーする都市物流の視点では、同様の利便性を有しています。ただ、住宅集積と混合、共存できる立地が少なく、これまで施設の開発余地がなかったことから、現在のストックが少ないに過ぎません。東北道、常磐道の結束点であり、首都高速中央環状線沿いに物流拠点を確保するメリットは、都内の物流網を構築する上で非常に高いものがあります。住宅地と物流集積地との共存にはリスクもありますが、うまくバランスが取れる立地があれば、人材確保のニーズが強まってきた昨今、物流拠点として非常に優位性が高いと考えられます。都内ですから賃料相場は比較的高額ですが、それでも湾岸エリアよりはリーズナブルなため、都市型物流の拠点、巨大消費地をカバーする物流センター構築にマッチしたエリアだと言うことができるでしょう。
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