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西新宿の再開発計画と近未来像

新宿副都心として近未来的な街が出現してから四半世紀。西新宿では今や20棟以上の超高層オフィスビルが建ち並び、エリア中心部が飽和状態となった結果、近年は大型新規供給は行われていない。そのため都心部や臨海部の魅力ある開発に押され、ビジネス街としての地位が相対的に低下してきたとの声も聞かれる。ここでは、西新宿の巻き返しの鍵を握る、エリア周辺部の再開発プロジェクトについて、その概要を紹介する。

再開発計画と近未来像
1

(仮称)西新宿セブンシティ跡地計画

完成予想図 事務所用用途部分

新宿中央公園と十二社通りを挟んで建設される、高さ約98mの事務所と住宅の複合用途ビル。低層部の1~6階、約2,600坪が業務用途となる。オフィスの天井高は2.8m、床荷重は500㎏/㎡(重荷重ゾーンは1t/㎡)、電気容量は90VA/㎡を実装する。2006年末に着工しており、竣工は2008年5月の予定。

所在地 新宿区西新宿四丁目187番1他
(地番)
事業者 エスエフ・セブン特定目的会社
(住友不動産設立)
敷地面積 約5,000㎡(約1,500坪) 延床面積 約21,200㎡(約6,400坪)
規模 地上26階、地下2階 主要用途 事務所・住宅・駐車場
事務所貸室面積 約8,500㎡(約2,600坪) 設計 日建設計
施工 大成建設 ほか 竣工予定 2008年5月
2

(仮称)清水橋計画

都営大江戸線西新宿五丁目駅から徒歩3分、清水橋交差点に面して建設されるオフィスビル。基準階の貸室面積は約210坪。天井高は2.8m、床荷重は500㎏/㎡(重荷重ゾーンは800㎏/㎡)、電気容量は90VA/㎡、セキュリティシステムには非接触型ICカード方式を導入する。竣工は2008年5月の予定。

所在地 渋谷区本町三丁目地内 事業者 住友不動産
総延床面積 約19,000㎡(約5,700坪) 規模 地上17階、地下1階
主要用途 事務所・駐車場 事務所貸室面積 約13,100㎡(約4,000坪)
設計 日建設計 施工 清水建設
竣工予定 2008年5月
3

(仮称)西新宿7丁目ビル計画

完成予想図

西新宿で住友不動産が管理・運営するオフィスビルとしては1 1 棟目となる、高さ約140mの高層ビル。JR新宿駅より徒歩6分、青梅街道沿いに立地する。2~14階の中低層階は99戸の賃貸マンション、15~33階の上層階はオフィスとなる。オフィスのワンフロア専有面積は約270坪の整形・無柱空間で、非接触ICカードリーダーや48時間無停電などの最新設備を導入。また、敷地北側の約250㎡の広場は、普段は地域の憩いの場として開放され、災害時には防災拠点として機能するように、井戸や非常用仮設トイレ、非常用電源盤を整備する予定である。

所在地 新宿区西新宿七丁目115-1他(地番) 事業者 住友不動産
敷地面積 約3,700㎡(約1,100坪) 延床面積 約38,400㎡(約11,600坪)
規模 地上33階、地下2階 主要用途 事務所(15~33階)・住宅(2~14階)
事務所貸室面積 約16,800㎡(約5,100坪) 設計 日建設計・森村設計・陣設計
施工 大成建設 竣工予定 2009年4月
4

西新宿六丁目西第6地区第一種市街地再開発事業

住宅棟 完成予想図 業務棟 完成予想図

新宿中央公園の北側で、地上44階建・高さ約160mの超高層の住宅棟と、地上17階建・高さ約83mの高層業務棟で構成される大規模再開発事業が進行している。事業主体は、住友不動産等が参加する西新宿六丁目西第6地区市街地再開発組合。当地区は、バブル期に地上げが盛んに行われた結果、空地や駐車場等が散在し、地区内区道の整備や遊休土地の有効利用が課題となっていた。1989年にまちづくり協議会が発足し、15年を経た2004年に市街地再開発組合設立が認可された。

所在地 新宿区西新宿六丁目680番‐1他(地番) 事業者 西新宿六丁目西第6地区市街地再開発組合
区域面積 約1.7ha 敷地面積 約12,600㎡(約3,800坪)
総延床面積 約155,000㎡(約46,900坪) 主要用途 住宅・事務所・店舗・駐車場
施設計画
住宅棟
規模:地上44階、地下2階
延床面積:約123,000㎡(約37,200坪)
施設計画
業務棟
規模:地上17階、地下1階
延床面積:約31,000㎡(約9,400坪)
設計 日本設計 施工 鹿島建設・大成建設JV
竣工予定 2009年度
5

西新宿八丁目成子地区第一種市街地再開発事業

完成予想図〔北東側〕 完成予想図〔北西側〕

南側は青梅街道、北側は都市計画道路放射第6号線に面する約2.5haの地区。未整備の住宅密集地を再開発し、土地の高度利用や防災性向上の促進を図る。高さ約190mの超高層棟と、約30mの中層棟が建設される計画。1984年に再開発研究会が発足し、2004年に再開発組合設立・事業認可された。2007年内に、権利変換計画の認可申請を行う予
定となっている。

所在地 新宿区西新宿八丁目18番他(地番) 事業主体 西新宿八丁目成子地区市街地再開発組合
区域面積 約2.5ha 敷地面積 約19,600㎡(約5,900坪)
総延床面積 約177,900㎡( 約53,800坪) 竣工予定 2010年度
施設計画
高層棟
規模:地上42階、地下4階
延床面積:約172,000㎡(約52,000坪)
用途:事務所・住宅・店舗・駐車場
施設計画
中層棟
規模:地上11階、地下1階
延床面積:約8,000㎡(約2,400坪)
用途:店舗・住宅・駐車場
6

北新宿地区第二種市街地再開発事業

完成予想図 北新宿地区〔2007年2月撮影(東京都)〕

都市計画道路放射第6号線の整備とともに、地区全体を4つの街区に分け、業務・商業・住宅が調和した市街地整備を行う計画。青梅街道に面した1街区には、2棟のタワーが建設される。高層業務・商業棟は、高さ167m、地上35階・地下2階建、延床面積は約94,600㎡(約28,600坪)。住宅棟は、地上20階・地下2階建の規模となる予定である。

取材協力/写真・資料提供:東京都(東京都再開発事務所)

所在地 新宿区北新宿二丁目の一部他 施工 東京都
区域面積 約4.7ha 敷地面積 約27,900㎡(約8,400坪)
総延床面積 約166,500㎡( 約50,400坪) 主要用途 住宅・事務所・店舗・駐車場
高層業務棟 規模:地上35階、地下2階
延床面積:約94,600㎡(約28,600坪)
高さ:167m
用途:事務所・店舗・駐車場
着工予定 2007年度末~2008年度
7

西新宿三丁目西地区市街地再開発事業

完成予想図

西新宿三丁目約8.5haで予定されている市街地再開発。超高層ビル建設のほか、京王新線の新宿駅と初台駅の間に新駅を設置して地区内の建物と直結、また新宿駅からの地下道を延伸する計画である。さらに、隣接する東京オペラシティと新宿パークタワーとを、デッキにて結ぶ予定にもなっている。今年度、新たな事業協力者(デベロッパー)の参画を求めることが決定されている。

取材協力:西新宿三丁目西地区市街地再開発準備組合

所在地 新宿区西新宿三丁目地内 事業主体 西新宿三丁目西地区市街地再開発準備組合
区域面積 約8.5ha 総延床面積 約754,000㎡(約228,000坪)
主要用途 住宅・事務所・店舗・駐車場等 業務延床面積 約406,000㎡(約122,800坪)
住宅延床面積 約290,000㎡(約87,700坪) 商業・文化延床面積 約58,000㎡(約17,500坪)
8

西新宿五丁目北地区市街地再開発事業

所在地 新宿区西新宿五丁目 事業主体 西新宿五丁目北地区
再開発準備組合
区域面積 約2.5ha
9

西新宿五丁目中央北地区市街地再開発事業

所在地 新宿区西新宿五丁目 事業主体 西新宿五丁目中央北地区
再開発準備組合
区域面積 約1.5ha
10

西新宿五丁目中央南地区市街地再開発事業

所在地 新宿区西新宿五丁目 事業主体 西新宿五丁目中央南地区
再開発準備組合
区域面積 約0.7ha

取材協力/写真・資料提供:住友不動産㈱(①~⑤、および「新宿住友ビル」リニューアル)
資料提供:新宿区都市計画部地域整備課(④~⑥・⑨・⑩)
参考:『まちづくり「昨日・今日・明日」平成17年度版』新宿区都市計画部地域整備課(2006.3発行)、『新宿まちづくりマップ』新宿区都市計画部、『首都圏プロジェクト』㈱都市計画通信社、新宿区ホームページ

新都心のランドマーク「新宿住友ビル」の大規模リニューアル

新宿住友ビル

1974年3月、西新宿で最初の超高層オフィスビルとして竣工以来、「住友三角ビル」として親しまれてきた新宿住友ビル。従来から、ビルの基幹設備、貸室内、共用部、エレベータ、駐車場、外壁等の全面的な改修を実施してきたが、2007年、空室が出たことを機に、オフィス機能のバリューアップを中心とした大規模リニューアルに着工した。

天井には、設備機器を照明パネルに組み込んだグリッドシステム天井を採用。パネルの移設が容易で、レイアウト変更にフレキシブルかつリーズナブルに対応できる。天井のリニューアルにより、フリーアクセスフロア10cmを敷設した上で、2.6mの天井高を確保した。

空調は、ワンフロア約600坪を、インテリアゾーンで冷暖房切替6ゾーン・温度調節29ゾーン、ペリメーターゾーンで冷暖房切替・温度調節45ゾーンと、きめ細かに調節可能。セキュリティ面では、全ての貸室扉に非接触ICカードによる入退室管理システムを実装。さらにオプションで、エレベータホールから通じるドアに、フロアセキュリティ扉の設置が可能となっている。

そのほかにも、エレベータホールを格調高い仕様に刷新し、またパウダーコーナーにダイヤル錠付小物入れを設置する等、アメニティ環境も充実させた。

「住友三角ビル」は、超高層ビルの草分け的存在として伝統を醸成していくとともに、大規模新築ビルに比肩する機能を備えたオフィスビルとして、西新宿のオフィス市場の中心的役割を果たしていくだろう。

エレベータホール 廊下
女性用トイレ・パウダーコーナー オフィスフロア
設備概要
天井高 2.60m+フリーアクセスフロア10cm 電気容量 70VA/㎡(電灯含む)
受電方式 3回線スポットネットワーク受電 光ファイバー オフィスフロアまで配線済み
駐車場 430台収容可能

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上記内容は オフィスジャパン誌 2007年秋季号 掲載記事 です。本ページへの転載時に一部加筆修正している場合がございます。

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