神戸市では、歴史的に培ってきた国際性と、オープンマインドな気風とを掛け合わせ、多様な産業が活発に融合していくためのオープンイノベーションを積極的に進めてきました。新たな事業を生み出し、にぎわいと活力のあるまちであり続けるため、また、次代を担う若者に選ばれる魅力的な都市にしていくために、2016年より本格的にスタートアップの支援や育成に力を入れています。
これまで、シリコンバレーの有力ベンチャーキャピタル「500 Global」と連携したアクセラレーションプログラムの実施や、地域・行政課題をスタートアップのテクノロジーで解決する、日本初の官民協働プロジェクト「Urban Innovation KOBE」の実施など、様々な取り組みを行ってきました。
それらの取り組みの成果もあり、2020年には内閣府の「スタートアップ・エコシステムグローバル拠点都市」に大阪・京都とともに選定されており、さらなる進化を遂げるため、新たな取り組みを始めています。
オーダーメイド型起業家支援 Global Mentorship Program
グローバル・メンターシップ・プログラム
2021年度より、スタートアップの創出および事業成長の加速を目的とし、起業経験・スタートアップ支援経験を持つコミュニティマネージャーが対象者のニーズに合わせ、国内外で活躍するメンターおよび支援プログラムのマッチングを行う「Global Mentorship Program(グローバル・メンターシップ・プログラム)」を実施しています。具体的には、公開セミナー、非公開グループメンタリング、個別メンタリングの3つを提供しています。
スタートアップのためのポータルサイト KOBE STARTUP HUB
神戸 スタートアップ ハブ
神戸市内外の様々な起業家支援情報を集積し、交流を促すことを目的に、ポータルサイト「KOBE STARTUP HUB」を2021年度に開設しました。神戸市内外に立地する様々な資産(人・場所・プログラム・金融機関他)を可視化し、起業家と支援者が双方向で交流できるSNS機能を備えています。
ビジネススクエア ANCHOR KOBE
アンカー神戸
2021年4月、実際に会って交流できる“場”として中心街である神戸三宮に「ANCHOR KOBE(アンカー神戸)」を開設しました。六甲山を一望できる開放的な空間で、産学官連携を基盤とした実践的なプログラムを提供しています。
この場から、スタートアップをはじめ、中小企業、大学など業界の垣根を越えたイノベーションを創出していきます。
神戸エンタープライズプロモーションビューロー
神戸市 医療・新産業本部 新産業部 企業立地課
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