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東北エリア最大の物流拠点、仙台。震災復興で進む集積

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2021年12月14日

東北エリア随一の大消費地の仙台の物流マーケットは、JR仙台駅の東側に位置するJR貨物・宮城野ターミナル周辺から発展しました。東北エリアを南北に貫く国道4号線と仙台市を東西に走り、太平洋沿岸部から青森へと続く国道45号線、東北自動車道の富谷JCTなど、交通利便性に優れた仙台は東北エリア唯一無二の物流適地です。東日本大震災で沿岸部の広い地域が津波被害を受けたとはいえ、その立地的な地位が揺らぐことはなく、復興事業による道路網や海岸堤防(防潮堤)の整備や、産業用地としての整備効果もあり、仙台塩釜港や仙台空港付近には震災後も物流業の集積が進みました。結果として、震災前以上の企業が立地しています。ここでは震災後に移転が進んだエリアを含め、仙台エリアの4つの物流集積地の特徴を探ります。

仙台東ICから配送可能なエリア〔片道3時間〕
先進的物流施設
テナントの業種傾向〔仙台エリア〕
取扱貨物の傾向〔仙台エリア〕

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宮城野・若林エリア 仙台港・多賀城エリア

  • 相場 3,300~3,800円/坪

東北エリア全体の物流中心地。沿岸部から内陸部に至る両エリアを一体として評価される。仙台では最も需要が高く、物流業・事業会社等業種問わず、物件詮索する動きが多い。希少情報については高値で物件が押さえられるのも特徴。大型用地の確保が難しいことから、先進的物流施設の供給は少なく、大型供給が待たれる。

名取・岩沼エリア

  • 相場 3,000~3,500円/坪

仙台南部に位置する物流集積地。仙台市内から県南エリアを幅広くカバー。近年、志賀姥ヶ懐トンネルの開通により東北自動車道とのアクセスが改善され再評価されている。大型用地が確保しやすく、デベロッパーの開発計画や物流会社の自社開発が活発。岩沼では大手デベロッパーによる再開発計画が複数進行中。食品、通販、鉄鋼など幅広い業種が集積することも特徴。

泉・富谷エリア

  • 相場 3,200~3,700円/坪

仙台北部の物流集積地。震災後の法改正に伴い、BTS中心に大型物流施設の開発が進む。小売業(スーパー・ドラック)や食品系企業(食品メーカー・卸)が多く、当該施設を納品先とする企業の需要が強い。また半導体系企業の工場も多く、関連企業の在庫保管ニーズも強い。既存空室はほとんどなく、新規供給が待望される。

大和・大衡エリア

  • 相場 2,500~3,200円/坪

自動車工場が立地し、関連する自動車部品・精密部品関係の企業が多く拠点を構える。食品系企業(スーパー)の物流センターや、当該施設を納品先とする企業の立地も目立つ。自社施設がほとんどで、賃貸倉庫情報、空室情報はきわめて希少。

※先進的賃貸物流施設を対象としたブローカーオピニオン(共益費込み)

東北物流マーケットは次のステージへ!

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上記内容は BZ空間誌 2021年秋季号 掲載記事 です。本ページへの転載時に一部加筆修正している場合がございます。

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