主要ストリートの動向がわかる『 路面店舗 賃料相場マップ 』
札幌
札幌の中心軸となる札幌駅前通沿いにある駅はすべて地下歩道でつながる。2030年までは建て替えや再開発が続くが、2023年は大通公園以南での新築商業施設の開業が続き、その流れに伴って地下直結エリア至近の物件への企業の出店意欲はさらに高まり、大手ブランドの新規出店や移転が大通エリアに集中し、賑わいを見せている。
仙台
東北唯一の政令指定都市であり、また唯一人口100万人を超える東北最大の都市。広瀬川や青葉山など自然が身近にあり、大通りの街路樹の多さから「杜の都」とも呼ばれる。JR仙台駅から定禅寺通、南町通へ向けて6つの個性的な商店街が続き、東北初進出の店舗出店地となることも多く、商店街は流行の発信地となっている。
横浜
横浜駅は6社の電鉄が乗り入れていることもあり、常に乗降客数の上位にランクインしている。駅周辺には駅より直接アクセス可能な商業施設が集積している。地下街店舗のリニューアルなども進み、駅周辺は賑わいを見せている。さらに、昨年末に「CeeU Yokohama」がオープンし、パルナード通りの活性化が見込まれる。
金沢
北陸随一の観光都市。漆芸・金箔などの伝統工芸が有名。東名阪を結ぶ日本海側ルートの中間地点として発展。香林坊~武蔵ヶ辻の「百万石通り」、近江町市場~金沢駅東口の「金沢駅前通り」が主要商業エリア。外資系ホテルが進出し、日本銀行が移転した駅西口も新たな商圏として加わる。
名駅
「ジェイアール名古屋タカシマヤ」を含めた名古屋駅前エリアの百貨店の売上は好調だが、路面店舗においては、主だった新規出店する店舗は少ない。リニアの開通や駅前の大規模開発が控えているが、それらは2027年以降となっているため、しばらく大きな動きはない模様。
栄
ハイストリートの大津通では、昨年同様、ドラッグストアの退去、および閉店があるものの空室は少なく、名古屋初の路面店の出店事例があった。セカンダリーエリアにおいても、移転での新規オープンがあり、このエリアにおいても空室物件はほとんどない状況となっている。
広島
本通商店街と金座街商店街の集客力は根強く、昨年より引き続き幅広い層の人出で賑わっている。2023年度は、リ ユース・宝飾店・飲食系テナントと幅広い業種の新規出店事例が多数見受けられた。2025年度の再開発・リニューアル計画に伴い、リテーラーからの注目度は今後も高まっていくものと予測される。
天神
2023年よりスタートした「天神ビッグバン」と呼ばれる再開発により、2026年度までに天神エリアにおいて大型複合ビルが合計6棟誕生する。アジアからのインバウンドが強いのが特徴的であり、例年の居住者人口増加に加え、観光客の増加も期待される。福岡天神駅を取り巻く大型再開発が促進されている地方都市である。

