2014年唯一の新築ビル「札幌三井JPビルディング」が竣工し、その低層部分に商業施設「赤れんが テラス」がオープンした。全27店舗中、21店舗が飲食店という構成で、同時期に整備された歩行者空間「アカプラ」との相乗効果もあり賑わいを見せている。他に話題となったのは、丸井今井大通別館跡へアインファーマシーズが出店を表明したことである。1棟まるごと借り受け、総合ビューティー複合ビルとして2015年秋にオープン予定となっている。この丸井今井大通別館の閉館に伴い、入居していた「ルイ・ヴィトン」と「エンポリオ・アルマーニ」が、それぞれ近隣の路面店に移転した。
また、東アジアを中心とした外国人観光客が増加しており、2014年初めにオープンした「ラオックス」が、1年経たずに増床している。その他の路面店舗についての動きは少なく、依然として品薄感が強い。「札幌ゼロゲート(仮称)」等、今後の建替・再開発の動向に期待したい。
路面店舗賃料相場MAP
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