2013年横浜市内では、6月にみなとみらい地区最大規模の商業施設「マークイズみなとみらい」がオープン、秋には2007年に開業した「ららぽーと横浜」が大規模リニューアルを完了し、それぞれ話題のインターナショナルブランドが出店した。横浜駅周辺の店舗間競争よりも、みなとみらい地区、港北エリア、川崎等といった地区間の競争が激しくなっている。横浜駅西口で最も大きな話題は東急ハンズの横浜モアーズへの移転であった。売場面積は約8,800㎡から4,300㎡へ半減したが、駅前立地へ移転することにより客層の拡大につながった。
横浜は全国の他エリアと比較すると商圏人口が増加している恵まれたマーケットであるが、西口エリアは商業の広がり感が乏しく、新しい動きも少なくなっており、街自体の老朽化が課題となっている。そのような中、進み始めた駅周辺の再開発により、今後商業集積は格段に増加すると予想されるが、完成は5年以上先であることから、当面大きな影響はないと思われる。
路面店舗賃料相場MAP
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