営業担当者の一言コメント
淀屋橋・本町といったオフィス街の商業集積は、昨年までは大通り沿いからショールーム等の看板店舗が相次いで撤退し大型空室が増加していたが、今年はKOHYO、foodiumなどのスーパーマーケットや、マクラーレンといった高級車ディーラーの大型出店が見られ、大通り沿いの一等地大型物件の空室が一気に減少した。空室の長期化により賃料が弱含みとなり、これら業態においても借りやすい状況となったことに加え、都心部のマンション増、居住人口増を見越したスーパーの実需や、昨今の為替不安による富裕層の高級品の購買意欲を狙った出店といった背景がうかがえる。
ただし、大手企業の梅田移転などから周辺オフィス街の昼間人口は減少する傾向にあり、大通りに面していない立地では昨年と変わらず苦戦を強いられている。また、2012年以降は、中之島でダイビル本館やフェスティバルタワーの竣工を控えており、オフィスゾーンのさらなる広がりと、それに伴う商圏の変化が予想される
路面店舗賃料相場MAP
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