営業担当者の一言コメント
昨今の神戸は、最も商業集積度の高いセンター街でも空室が目立つ状況だ。原因としては、間口が狭く使い勝手の悪い築年数を経た物件が多いことや、アウトレットモール・高感度SCといった周辺商業集積地との競合による集客力低下などが考えられ、テナントが路面店舗においても良質な売場環境を求めていることがうかがえる。
旧居留地では、「バーニーズニューヨーク」や「ルイ・ヴィトン」出店といった話題があったものの、アパレルテナントの売上不振を反映し空室の増加が目立つ。旧居留地の環境を好み出店を希望するショップは今も多いが、希望する面積は小型化しており、大型物件とのミスマッチが起こっている。区画分割や賃料減額等、テナントニーズに合わせた柔軟な対応が求められる。エリアの活性化には、集客力の高いファストファッションの受け皿となる大型店舗の開発に加え、郊外SCに負けない小型で良質な店舗区画の供給が必要不可欠である。
路面店舗賃料相場MAP
商業の主動線、繁華街、商店街となるストリートの賃料を視覚化した『路面店舗賃料相場マップ』を独自に作成しています。
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