日本有数の港町として知られる神戸だが、その業務集積は六甲の山々と海岸線に挟まれた狭い平地部に集中。歴史的には、JR神戸駅からJR元町駅にかけての地域が、神戸港開港以来の最も古い商業地であり今もその面影を残すが、現在、その中核は神戸最大のターミナル駅を擁する三宮に移行。駅前の三宮センター街周辺と、旧居留地の大丸界隈が神戸の2大店舗マーケットとなる。
三宮センター街周辺は、元来、駅集客力に起因する低層・小型店舗の集積であるが、2003年の関西初出店「神戸マルイ」、ダイエー跡地の「クレフィ三宮」、神戸新聞会館跡地の「ミント神戸」、そして、2007年の「ユニクロ神戸三宮店」と大型商業店舗のオープンも目立つ。昨今は、「めがね市場」、「LACOSTE」、「ローリーズファーム」、「ZARA」等 数多くの著名ブランドが次々と進出し、それに伴い賃料相場の高騰も見られる。対して、かねてから高級ブランド集積地として名高い旧居留地では、新商業施設の「アーバンテラス 神戸旧居留地」がオープンし、高級ブランド街の次なる展開が期待される。
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