国内市場でのさらなるプレゼンス向上を目指し、東京・南青山に“売らないショールーム”を開設。東京から人中心のブランドを発信していく。
MAZDA TRANS AOYAMA
マツダ株式会社
電動化の波が押し寄せ、“100年に一度の変革期”に直面する自動車業界。この激動期を生き残るべく、マツダが重視してきたのがブランド価値経営である。その一環として、2025年2月、東京・南青山に東京では32年ぶりとなるメーカー直営ショールームを開設した。一般的なクルマのショールームとは一線を画し、“売らないショールーム”を構築した狙いやその裏側を取材した。
“売らないショールーム”を東京・南青山にオープン
今年2月、東京港区・南青山のオフィスビルの1・2階にオープンしたマツダの直営ショールーム「MAZDA TRANS AOYAMA(マツダトランスアオヤマ)」。店舗の奥で存在感を放つ1台の展示車両と、2階のガラス窓に飾られたマツダのエンブレムから、ここがマツダのショールームであることは想像がつく。ただし、入り口にはカフェカウンターが併設され、モダンな椅子やソファが置かれた開放的な空間は、まるでおしゃれな喫茶店のような雰囲気を醸し出しており、一般的なクルマのショールームとは随分と趣が異なる。
同社が大阪・梅田に2016年から構えるもう一つの直営ショールーム「MAZDA BRAND SPACE OSAKA」は、どちらかといえば私たちが想像する一般的なクルマのショールームと言えよう。マツダのものづくりやクルマへのこだわりなど、クルマや技術にフォーカスを当てたコミュニケーションが行われており、ターゲットはマツダファンであることは明白だ。
一方、MAZDA TRANS AOYAMAはそうではない。MAZDA TRANS AOYAMAブランドマネージャーの石田陽子氏は、「この店舗は、これまでマツダと接点がなかった方や、クルマに特にご関心のないような方でも気軽に入っていただき、マツダブランドに触れていただくための場所です」と、そのコンセプトを話す。クルマを前面に押し出さない、いわば“売らないショールーム”というわけだ。しかも、「マツダロータリー原宿」が閉鎖されて以来、32年ぶりに東京に誕生したマツダのブランド体感施設なのである。
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