主要リテールエリア
1サイアムパラゴン
2セントラルワールド
3ザ・エンポリアム
4ターミナル21
5セントラルチットロム
バンコクには路面店はほとんど存在しない。特に高級ブランドは、ショッピングセンターへ出店するケースが多い。その要因としては、年中暑い気象や、道の状態の悪さ、狭さなどが考えられる。また、道を歩いていくつかのお店を移動するよりも、1ヶ所で全てのショッピングや用事を済ませることを好むタイの人々の習性も要因の一つと考えられる。バンコクでは、ラーマ一世通り~スクンヴィット通りにかけて、サイアムパラゴン、セントラルワールド、ザ・エンポリアムなどの大型モールが所在し、一大商業エリアを構成している。
最近の日系企業の出店状況〔店舗〕 | 三越伊勢丹、Suit Select、ツルハ、メガネのパリミキ など |
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賃貸契約形態 | |
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物販、飲食など、 法的な使用用途制限の有無 |
路面店出店に関する法的制限は存在しないが、ビルのスペックや設備により出店できない場合がある。 例えば、ガスボンベの設置許可のない立地ではレストラン出店は不可など。 |
基本的な契約形態 | 定期借家契約が一般的。 |
平均的な契約期間 | 一般的には、更新オプション付きの3年契約。テナントが3年以上の契約を結ぶ場合には、長期賃貸借の登記を行い、その登記代として賃料総額の1%を支払わなければならない。 当該コストの発生を抑えるため、大半の小売店は3+3+3年のような更新オプションを付けて契約する。 |
中途解約の可否 | 一般的ではないが、オーナーとの交渉で可能になることもある。 |
サブリースの可否 | 一般的ではないが、オーナーとの交渉で可能になることもある。 |
月々支払う費用の内訳 | 管理費は月額基本賃料に含まれる。 共用設備の管理費はショッピングセンターなどではよく見られるが、路面店で請求されることはない。 |
賃料形態 | 交渉により決定される。定期借家、段階賃料、歩合賃料、もしくは最低保障金額設定の上での利益の数%分など、形態は様々。 |
管理費の内訳 | 基本的に管理費は賃料に含まれていることが多いが、いくつかのモールにおいては共用設備の管理費を別途請求されることがある。 |
平均的な預託金(敷金) | 賃料の3~6ヶ月分。 |
解約方法 | 6ヶ月前予告。 |
内装工事区分 | テナント負担が一般的。 |
原状回復 | テナント負担(スケルトンが主流)。負担。 |
テナントの与信チェックの方法 | ケースバイケース。 |
募集要項の有無 | ケースバイケース。 |
外装及び内装規制の有無 | デザインや装飾に関してはオーナーに許可を取る必要がある。 |
現地人材採用方法 | 常勤、アルバイトなど、ニーズによる。 |