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オフィス内の節電対策

東日本大震災後の計画停電、夏場の電力使用制限令により、昨年は企業でも家庭でも、さまざまな節電努力をされたことと思います。

今年もまた、電力需給逼迫が懸念される夏を迎えますが、オフィスビルにおいては、そこで勤務する方々や、ビルオーナー、管理会社の方々の意識と行動の積み重ねによって、全体として節電に大きな効果をもたらすことになります。

本マニュアルでは、オフィスビルでの節電方法の一例に加え、昨年の取り組み結果を踏まえた改善点等もご案内いたしますので、貴社の節電対策へお役立てください。

節電マニュアル-電力消費をおさえるには-(PDF版)

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1. OA機器等

オフィス(個人) オフィス(共有) そのほかのスペース
機器 消費電力 機器 消費電力 機器 消費電力
デスクトップPC 100~300W 複合機 1500~2000W 電子レンジ 1000~1450W
ノートPC 50~100W シュレッダー 300~600W 電気ポット・電気ケトル 900~1300W
液晶モニター 20~60W レーザープリンタ 200~500W 温水洗浄便座 300~700W
インクジェットプリンタ 10~30W プロジェクタ 80~400W
スキャナ 2~40W

設定

  • 省エネ(省電力)モードを設定する。
  • OA機器等のこまめな電源オフに努める。特に昼休みは業務に支障のない範囲で電源オフに努める。
  • PCは、節電・待機モードに切り替わるように設定し直す。
  • プリンターやコピー機は、予熱機能や節電機能を活用する。

使用しない時間が長くない場合

  • 昼休みや会議等で30 分以上使用する見込みのないPCは「スタンバイ」または「シャットダウン」にする。
    また、デスクトップPCではモニターの電源もオフにする。
  • 席を離れるときはノートPCのカバーを閉じる。

使用しない時間が長い場合

  • OA機器等を長時間使用しないときは主電源を切る。支障がない場合には、待機電力を抑制するため、コンセントからプラグを抜く。
  • 各自のPCは、帰宅時に必ず「シャットダウン」を行う。また、デスクトップPCではモニターの電源もオフにする。
  • 夜間や土日等の長期間OA機器等を使用しない場合には、コンセントを抜くなど待機電力の削減に努める。

節電効果の事例

PC 不使用時にコンセントを抜くと、デスクトップ/ノートブックPCでそれぞれ14%、24%省エネとなる。
低電力機能として、モニター電源オフではなくシステムスタンバイ、システム休止を使用すると、デスクトップ/ノートブックPCでそれぞれ14~15%、8~9%省エネとなる。
PC の電源を常時オンしている場合、低電力機能をモニター電源オフからシステムスタンバイやシステム休止に変更すると、70~90%省エネとなる。不使用時に電源をオフにすると、80~90%近く省エネになる。
インターネット接続機器を使用する場合、PC使用時のみ電源を入れると90%以上省エネとなる。

POINT OA機器等 編

節電管理者を

PCは台数が多く、プリンターは1台あたりの電気使用量が大きいため、確実な実行が大きな効果を生みます。そのため、節電管理者を決めるなど、漏れなくかつ継続的に実施しましょう。

2. 照明

  • 離席する際は、こまめに消灯することを習慣づける。
  • 昼休みや勤務時間前の照明は、原則として全部消灯を実施する(接客・業務等で支障がある場合を除く)。
  • 事務所内は、パーテーション、ロッカー等の配置点検を行い、採光の改善を図る。
  • キャビネ上や廊下等の照明は、支障のない程度に間引きする。
  • 時間外勤務を行う場合は、必要な箇所のみの部分消灯を実施する。
  • 最終退出者は、全体の消灯(空調機器含め)確認を行う。
  • 照明器具、ランプを年に1~ 2回清掃する。
  • 高効率蛍光灯を使用する。
  • 照明器具にプルスイッチを取り付けて、個別に消灯できるようにする。
  • 照明が必要な場合には、できるだけスタンドライトを利用する。
  • 机の配置・作業スペース見直しにより、既設照明を最大限利用する。
  • 同一水準照度を要求される業務の席配置を接近またはグループ化する。
  • 高い照度を必要とする業務は窓際近くに配置し、窓側の照明を消灯する。
    ※日射が視線に対し側方から差し込むような作業配置にする。

節電効果の事例

20W形電球形蛍光ランプ、白熱電球の場合、立ち上がりの影響による消費電力量増加は非常に小さく、再点灯までの時間が1分でも、一度消灯するほうが省エネとなる。

3. 温度管理・空調設備(9以降は主にビル側の作業)

  • 原則、冷房時は室温を28度、暖房時は室温を20度に保つようにする。
  • 夏季はノーネクタイ等の軽装(クールビズ)、冬季は重ね着(ウォームビズ)等により弱冷暖房環境に対応した能率的な服装を励行する。
  • 始業前や終業時の空調運転時間をなるべく短くする。
  • 換気扇や扇風機等を利用し、室内の空気循環を促し、室温の均一化を図る。
  • 夏季はカーテンやブラインドで日射を遮り、冬季は自然光を採り入れるなど、温度管理を工夫する。
  • 建物東面の窓は業務終了時にブラインドを閉め、翌朝の日射負荷を軽減する。
  • 場所によって、メリハリのある温度管理をする。
  • 中間期は外気を使って自然冷房にする。
  • 冷房期間の未明にナイトパージを行い、夜間・休日の躯体・室内発熱・日射による蓄熱を除去し空調負荷を軽減する(ナイトパージ:夜間に室内にこもった熱気を排気し、翌朝の空調負荷を軽減させること)。
  • 空調機のフィルターや室外機のフィン、ダクト等は定期的に清掃する。
  • CO2濃度を管理し、必要最小な外気取入れを調整する。負荷の多い起動時に外気を遮断して冷暖房負荷を減らす。
  • 室内のアネモ・ガラリ等の吹出し口、吸込み口をふさがない。
  • 吹出し口の風向き調整が可能な場合、冷房時は水平に調整して吹出す(上部下部の温度差が少なくなる)。
  • 空調機運転台数の適正化を図る。
  • 空調温度制御の不感帯を設定する。
  • 不使用室の空調を停止・空調不要期間の熱源機を停止する。
  • 混合損失の防止、4管式の場合、冷暖いずれか運転停止する。
  • 冷暖房終了時間前に熱源機を停止し、ポンプのみを運転し、熱源機及び配管内の熱を使い切る。
  • 冷房期間中、外気温度の高い時間帯に空冷の室外機へ散水する。
  • 部分負荷時の熱源機運転台数の適正化を図る。
  • 全熱交換機を上手に活用し、空調負荷を低減する。
  • 外気冷房が有効な期間は、全熱交換機のバイパス運転を行う。
  • 中間期では、冷凍機冷水出口温度を上げて効率運転する(冷凍機設置ビルのみ)。
  • 冷凍機の冷却温度を管理して冷凍機の効率を上げる。
  • 部分負荷時の空調用ポンプ運転台数の適正化を図る。
  • ポンプ・ファンの流量・圧力を調整する。

節電効果の事例

2.2kwエアコン(6畳用相当)の場合、冷暖房時に設定温度を1℃調整することにより、10%の消費電力を削減できる。なお、フィルターの目詰まりがない場合、ある場合に比べて暖房時では6%の消費電力を削減できる。

POINT 照明・温度管理・空調設備 編

無理のない温度設定を

過大な空調制御は業務生産能力を低下させ、従業員の大きな不満につながります。空調温度を上げ過ぎずに、照明照度を落とすことと合わせて実施しましょう。 また、ピークカットを優先する考え方により、平日の14時前後の時間帯が大きな削減になるような工夫が大切です。

4. 業務の効率化とノー残業デーの徹底

  • 時間外勤務(残業)を削減し、夜間の電力使用をできるだけ抑える。
  • 上記実行のための施策のひとつとして、ノー残業デーを設定し徹底する。

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