空室率上昇も賃料相場は安定。
再開発進行で今後の展開に注視。
空室率上昇も需要は堅調
当社調査によると2025年7~9月期末の金沢の空室率は14.3% と前期(2025年4~6月期)より1.5ポイント上昇した。主な要因として、「Hirooka Terrace」が空室を抱えたまま今年7月に竣工したためだ。しかし、金沢駅周辺の物件を筆頭に、エリア内移転や新規出店等で成約していることに加え、今期は館内増床等で空室が消化された事例も多かった。
想定成約賃料は、エリア全体が10,810円/坪(0.1%減)、金沢駅周辺が12,160円/坪(0.2%減)とわずかに低下したもののほぼ横ばいとなった。
駐車場のひっ迫続く
駅西の金沢市広岡三丁目では、ライブホールの「Zepp」やホテル計画があり、駐車場として暫定利用していた予定地を返却しなくてはならず、駐車場のひっ迫状態は増すばかりだ。
駅東エリアでは、金沢駅から片町エリアが、都市再生緊急整備地域に指定されたことで、都ホテル跡地において大規模開発が動き出すことが期待される。高さ規制が緩和され、より高い建物が建築可能となるため、オフィスアセットは、市場に適した規模感にすることを念頭に置く必要があるだろう。
金沢営業所 井澤 啓貴
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