050-5447-7862

平日 9:00〜17:30

物件を探す

事業用不動産のあらゆるニーズを網羅するサービスと豊富な実績で、お客様の課題を解決する最適なソリューションをご提案いたします。

お役立ち情報

CBREが手掛けた、さまざまな業種・規模の移転事例のご紹介を始め、オフィスや物流拠点の移転に役立つ資料・情報をご提供しています。

マーケット情報

独自収集したデータを元に、不動産マーケットの市況を分析予測し、市場変化をいち早く捉え、ポイントをまとめた市場レポートを配信しています。
また、物件レポート、業界トレンド情報など、事業用不動産の最新情報、トレンドを配信しています。

CBREについて

事業用不動産の分野において、世界有数の企業であるCBRE。日本国内におけるその強み、拠点、会社概要をご紹介します。

ヘルプ

物件検索の使い方や、会員サービス、よくあるご質問など、当サイトをより便利にご利用いただくための情報をご紹介します。

仲介業者様はこちら

賃貸オフィス・事務所の記事

名古屋 - 賃貸不動産市場 2023年9月期

全グレードで空室率が上昇するも、
既存ビルの空室消化は堅調。

新築ビル竣工により空室率上昇

シービーアールイー(株)の調査によると、2023年9月期の名古屋オールグレードの空室率は5.8%と、対前期(同年6月期)比0.6ポイントの上昇となった。新築ビルが空室を抱えたまま竣工したことが、主な上昇要因である。

新築ビル竣工により空室率は上昇したが、「栄」エリアの新築ビルは、グレードアップや拡張、集約等のニーズにより、竣工時には多くの内定企業があった。また、今期他エリアで竣工した新築ビルも、募集キャンペーンの実施により空室消化を進めている。

2023年に入ってから、100坪を超える移転事例が徐々に増えてきている。IT関連、コンサルテ ィング関連、サービス業関連企業などによる、拡張、集約、新規開設の動きがあり、今期もこの傾向は続いている。

エリア別の空室率を見ると、「名駅」エリアは、新築ビルが竣工したことによる影響で、対前期比1.8ポイント上昇し6.9%となった。「伏見・丸の内」エリアは、同0.5ポイント低下の7.1%。「栄」エリアは、新築ビルが竣工したことによる影響で、同0.9ポイント上昇の3.9%となった。「名古屋東」エリアは、同0.3ポイント低下の0.4%となっている。

グレードA成約賃料が上昇

グレード別に見ると、今期のグレードA空室率は、対前期比0.8ポイント上昇し8.5%。グレードA想定成約賃料は、同0.2%上昇の26,450円/坪となった。賃料上昇の要因は、「名駅」「伏見」の一部のビルで空室消化が進み、賃料引き上げの動きが見られたためである。また、今期のグレードB空室率は、対前期比1.0ポイント上昇の5.3%。グレードB想定成約賃料は、前期と変わらず14,350円/坪であった。

今期は、新築ビルの供給があり空室率は上昇したが、空室消化が堅調なことから、グレードAの既存ビルでは、従前の賃料水準に戻す動きが見られ、このことがグレ ードAの賃料水準を押し上げた。通常出勤を原則とする企業も増えたことで、拡張などポジティブな移転需要は少しずつ増加しており、今後は、緩やかに空室が消化されていくことが予測される。市場動向に注視し、情勢を綿密に分析することが、自社のオフィス戦略を策定する上で重要になっていくだろう。

名古屋支店 益田 健汰

続きを見るにはログインが必要です

  • 会員ログインのご利用には、ブラウザや端末のCookieの設定を有効にする必要があります。 詳細はこちら
  • 2022年2月より新会員サービスの提供を開始いたしました。お手数をおかけいたしますが、旧会員の方は 新規会員登録 をお願いいたします。

ご移転計画のあれこれ、お気軽にご相談ください

CBREでは事業用不動産のプロフェッショナルチームが、お客様の経営課題や不動産にかかわるさまざまな課題解決をサポートします。

上記内容は BZ空間誌 2023年冬季号 掲載記事 です。本ページへの転載時に一部加筆修正している場合がございます。

記事を探す

物件をお探しのお客様専用窓口

CBREの記事をお読み頂き誠にありがとうございます。
ご移転のプランニングや優良未公開物件の仲介をご用命の際は右記のフォームからお問い合わせください。

物件相談フォーム