050-5447-7862

平日 9:00〜17:30

物件を探す

事業用不動産のあらゆるニーズを網羅するサービスと豊富な実績で、お客様の課題を解決する最適なソリューションをご提案いたします。

お役立ち情報

CBREが手掛けた、さまざまな業種・規模の移転事例のご紹介を始め、オフィスや物流拠点の移転に役立つ資料・情報をご提供しています。

マーケット情報

独自収集したデータを元に、不動産マーケットの市況を分析予測し、市場変化をいち早く捉え、ポイントをまとめた市場レポートを配信しています。
また、物件レポート、業界トレンド情報など、事業用不動産の最新情報、トレンドを配信しています。

CBREについて

事業用不動産の分野において、世界有数の企業であるCBRE。日本国内におけるその強み、拠点、会社概要をご紹介します。

ヘルプ

物件検索の使い方や、会員サービス、よくあるご質問など、当サイトをより便利にご利用いただくための情報をご紹介します。

仲介業者様はこちら

賃貸オフィス・事務所の記事

東京 - 賃貸不動産市場 2023年6月期

オールグレード空室率はやや上昇。
賃料は依然下落傾向。

グレードAビルは空室を順調に消化

2023年6月期の東京23区内オールグレード空室率は、対前期(同年3月期)比0.3ポイント上昇し、4.9%となった。また、東京23区内オールグレードの賃料は、21,300円/坪と、対前期比0.2%下落した。

グレードAビルで、賃料を前期と比較すると、ほぼ横ばいで成約が進んでいる。しかし、中小規模ビルは、条件緩和を行った上で、テナントを取り込む意識が強まっており、賃料下落がまだまだ進む見通しとなっている。

今期のグレードAビルは、新たに竣工した物件が、空室を抱えた状態で竣工したケースも見られたが、全体の空室率は横ばいとなった。全体的には、順調に空室消化が進んでいることの裏付けと受け取れる。

ただし、安心できない状況は続く。2023年 および2025年には、過去平均を上回る供給予定があり、その多くは、空室を抱えた状態で竣工すると考えられるため、空室率は上昇する見通しである。それら新築ビルへの移転に伴う二次空室が、市場に出てくることを考えると、早期にテナント確保を求める動きも増えるだろう。

広がる環境認証

賃貸オフィスマーケットにおけるグリーンビルの割合は、2011年以降急速に増加している。昨今、テナントが移転先を検討する際、環境配慮がなされているか否かも、重要な検討項目のひとつである。新たに竣工する、特に延床面積の大きな物件については、グリ ーンビルである割合が高い。直近竣工する物件のほとんどは、いずれかの環境認証を取得していると考えてよいだろう。

環境認証を取得した物件に、入居を検討するにあたっては、テナント側が、まだまだ賃料上昇を許容する姿勢が伴わないのが実情である。ビルとしては評価されるものの、賃料への訴求ができていない状況だ。

昨今、値上げが止まらない水道光熱費だが、グリーンビルか未認証ビルかで、上昇率が異なるのはご存知だろうか。2023年3月期において、グリーンビルは24.5 %増、未認証ビルで38.3%増となっており、テナントへは朗報だ。すでに、入居企業のイメージアップや、環境配慮で評価されるグリ ーンビルだが、今後、賃料への評価がされることも期待したい。

ビル営業本部 稲垣 豪

続きを見るにはログインが必要です

  • 会員ログインのご利用には、ブラウザや端末のCookieの設定を有効にする必要があります。 詳細はこちら
  • 2022年2月より新会員サービスの提供を開始いたしました。お手数をおかけいたしますが、旧会員の方は 新規会員登録 をお願いいたします。

ご移転計画のあれこれ、お気軽にご相談ください

CBREでは事業用不動産のプロフェッショナルチームが、お客様の経営課題や不動産にかかわるさまざまな課題解決をサポートします。

上記内容は BZ空間誌 2023年秋季号 掲載記事 です。本ページへの転載時に一部加筆修正している場合がございます。

記事を探す

物件をお探しのお客様専用窓口

CBREの記事をお読み頂き誠にありがとうございます。
ご移転のプランニングや優良未公開物件の仲介をご用命の際は右記のフォームからお問い合わせください。

物件相談フォーム