埼玉:1 年ぶりに空室率1%台へ。
千葉:久々の新規供給により空室微増。
年度末に向け空室消化進む
CBREの調査によると、2023年3月期のさいたまエリアの空室率は前期(昨年12月期)から1.1ポイント低下し1.4%となり、1年ぶりに1%台となった。空室率の大幅低下の要因としては、昨年からリーシングに苦戦していた100~200坪の大型区画が分割対応と賃料目線を下げたことと、年度末移転・新規出店の需要回復が重なり空室消化が活発化したことが挙げられる。一方、今年は大宮エリアで大型ビルが2棟竣工し、二次空室等によって23年後半から空室が増加することが見込まれ、空室率1%台は一時的なものとなるだろう。空室消化の進捗によっては賃料相場も影響しそうだ。
浦和エリアにおいては、20坪以下の小型空室が出たものの、需給バランスは依然として、タイトな状況が続いている。
千葉駅周辺、今後の動向に注目
千葉駅、船橋駅周辺ともに久々の新規供給があり、空室率がやや上昇した。船橋駅周辺では順調に内定が進む一方、千葉駅周辺の新規供給では苦戦が見られる。ただし、地方エリアの特性として竣工後に引き合いが増える傾向があり、今後の動向が注目される。
ビル営業本部 川名 雄巳 / 倉田 仲桜
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