人気の高いビルに引き合い重なる。金沢駅周辺の新築・築浅ビルに動き。
面積縮小・撤退が拡張を上回る
CBREの 調査によ る2021年12月期の金沢における空室率は、7.5%と前期(同年9月期)より0.4ポイント上昇した。業績好調による拡張ニーズと業績不振またはリモートワークの定着による減床や拠点撤退のニーズが混在しており、拡張・縮小について、それぞれ動いた企業の数に大きな差がない。しかし、減床または撤退に踏み切る際の面積が大きいことが、空室率上昇に影響していると見受けられる。
空室率は上昇も賃料は横ばい
空室率は上昇基調であるものの、前期から新規開設や増床に向けて物件探索している企業は徐々に増えており、人気の高いビルを中心に、入居希望が重なる事例も見られる。また、需要の傾向として、金沢駅周辺の新築ビルや比較的築浅ビルへの関心が高いことが挙げられ、実際に成約している事例も多数見られる。
想定成約賃料は、前期よりわずかに上昇し、10,940円/坪となった。空室率は上昇基調である一方、賃料については、今のところ、大きな変動はない状況である。
金沢営業所 柳瀬 茂樹
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