日本の投資市場に海外からの投資が流入している。なかでも日本の不動産市場に対する関心は2020年に高まったと言える。特に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の対策により、経済が停滞するなか、収益が相対的に安定しているとみられる住宅と物流施設の人気が高まった。
また、COVID-19の影響による巣ごもり需要によりEC市場は拡大し、高まる物流施設の需要を背景に、物流施設の建設が積極的に進められており、用地取得が過熱している。この現象は続くのか、一時なブームなのか、今後のマーケットを予測する上で重要なファクターとなる投資家へのアンケ―ト結果をひもとき、直近のマーケットレポートを紹介する。
本内容は2021年3月に公表されたJAPAN 投資家意識調査2021の内容をもとにしています。 詳しくはこちらからご覧ください。
■調査対象/デベロッパー、不動産ファンド、銀行等、国内の投資家
■調査実施期間/2020年11月から12月
■有効回答数/137