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横浜みなとみらい21の基本データ

「横浜みなとみらい21」は、1983年に開発事業が始まって以来、四半世紀を経た現在に至るまで、首都圏の湾岸開発の中で最も多くの話題を提供し続けているエリアである。そのスケールはさることながら、中長期的な視点に立った綿密な都市計画によるバランスのとれた街づくり、充実した都市インフラ、意匠的なスカイライン、さらに美しい景観も手伝って、洗練された街としても認識されるようになっている。

現在、横浜ベイエリアでは、2009年に開港150周年という記念すべき節目の年を迎えるに当たり、さまざまなイベントが計画されている。同じく2009年、「横浜みなとみらい21」では、日産自動車本社屋をはじめ複数の大規模業務施設プロジェクトの竣工が予定されており、臨港部全体がかつてない華やぎと躍動感に満ち溢れることだろう。

今号のビジネス街サーベイでは、間もなく首都圏屈指のビジネス街に生まれ変わろうとしている「横浜みなとみらい21」を取り上げ、エリアのもつ魅力やポテンシャルについて紹介する。

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横浜みなとみらい21 開発の経緯

中央地区と新港地区、合計186haの面積をもつ「横浜みなとみらい21(MM21)」は、長い時間をかけて綿密な街づくり計画の下に形成された、首都圏では他に類を見ない大規模都市再生プロジェクトである。この項では、MM21事業の目的、開発の経緯と、アクセス方法等の基礎データをもとに、全体像を紹介する。

◎出所:『みなとみらい21 Information』vol.78((株)横浜みなとみらい21発行)

横浜みなとみらい21(以下、MM21)の基本構想が発表されたのは、今から約30年前の1979年。横浜市の都心に隣接しながら、造船所や旧国鉄の操車場等に使用されていた臨海部を周辺と一体化して再開発し、都心部機能を強化する目的で策定されたものである。1989年に横浜博覧会が開催され、ベイブリッジが開通すると、MM21の名は一気に浸透。1993年には、現在も高さ日本一の「横浜ランドマークタワー」が竣工した。その後も「三菱重工横浜ビル」、「クイーンズスクエア横浜」、「日石横浜ビル」と大規模オフィスビルが姿を現し、ビジネス街形成が着々と進行していくかに見えた。しかし、バブル崩壊後の長引く不況下で、新規オフィスビルの建設計画はペースダウン。一方で、大型商業・アミューズメント施設、高層マンションの建設が相次ぎ、業務核都市を目指したMM21は、「職・遊・住」の要素のうち「遊・住」の側面がクローズアップされるエリアとなりつつあった。

その後、企業業績の回復によりオフィス需要が急増し、東京都心部で空室が払底すると、流出需要の受け皿として、MM21のポテンシャルが再び注目を集めるようになる。2004年に横浜市が打ち出した「企業立地促進条例」による助成制度が効を奏し、日産自動車をはじめとする大企業の進出が決定。これを端緒に開発事業者が次々と名乗りを上げ、現在は大規模業務施設の建設計画が目白押しという状況である。さらにこのタイミングで、横浜市はMM21中央地区の地区計画を変更。住宅用途の建築許容街区を制限し、業務集積促進への軌道修正を強化した。横浜港開港150周年を迎える2009年以降には、複数の開発案件が竣工し、就業人口も飛躍的に増加することが予想され、周辺地域を包括した活性化に期待が集まっている。

みなとみらい21 開発表年

1965年 横浜市 都心部強化事業発表
1979年 横浜市 都心臨海部総合整備計画基本構想発表
1981年 計画および事業の名称を「みなとみらい21」に決定
1983年 三菱重工業横浜造船所の移転完了
  みなとみらい21事業着工
1989年 地域冷暖房システム熱供給開始
  横浜博覧会(YES'89)開催
  中央地区地区計画の都市計画決定
  横浜ベイブリッジ開通
1991年 パシフィコ横浜竣工
1993年 横浜ランドマークタワー竣工
1994年 首都高速湾岸線(横浜ベイブリッジ~羽田空港)開通
1996年 けいゆう病院開業
1997年 新港地区地区計画の都市計画決定
  クイーンズスクエア横浜竣工
1999年 横浜メディアタワー竣工
  新港地区街開き
2001年 新港パークオープン
2002年 赤レンガ倉庫・パークオープン
2004年 みなとみらい線開通
  横浜市「企業立地促進条例」施行

発達する交通網

◎出所:横浜みなとみらい21公式ウェブサイト(http://www.minatomirai21.com/)

鉄道ネットワーク

MM21は巨大ターミナル・横浜駅に近く、都内主要ビジネスゾーンとの交通アクセスに優れている。例えば、東京駅への所要時間は、JR桜木町駅から最短で約30分とスピーディなアクセスが可能。2004年2月のみなとみらい線開業により、渋谷駅へも東横線直通で約30分と、交通利便性が一層高まっている。 また、国内外の出張が多い企業には、道路網の利用が便利。成田国際空港には、みなとみらいランプから、首都高速神奈川1号横羽線、首都高速湾岸線、東関東自動車道を経て約90分弱。羽田空港へも、首都高速湾岸線を利用して20分程度でアクセスできる。

高速道路ネットワーク

歩行者ネットワーク

ペデストリアンデッキが間もなく完成予定

MM21が首都圏の他のビジネス街と大きく異なる点の一つは、ほぼ更地の状態から計画的な街づくりが行われてきた結果、歩行者のための道路網が充実していること。桜木町駅から動く歩道を経てランドマークプラザ、パシフィコ横浜へ連なる「クイーン軸」、横浜駅側から臨港パークに至る「キング軸」、この2本を結ぶ幅員25mの「グランモール軸」の3本が骨格を形成する。他のエリアとのアクセスについては、横浜駅東口地区のそごうの近くから66街区を結ぶペデストリアンデッキが間もなく完成予定。高島二丁目地区とキング軸を結ぶデッキも建設中である。

みなとみらい21地区事業の概要

事業目的

進出企業と就業人口の推移・計画フレーム
1.横浜の自立性の強化

関内・伊勢佐木町地区と横浜駅周辺地区に二分されていた横浜の都心部を一体化して、企業や商業・文化施設等を集積し、経済の活性化と経済基盤の確立を図る。

2.港湾機能の質的転換

海辺に公園や緑地を整備し、市民が憩い親しめるウォーターフロント空間をつくる。また、国際交流機能や港湾管理機能を集積する。

3.首都圏の業務機能の分坦

首都圏の均衡ある発展を目指し、東京に集中した首都機能を分担する最大の受け皿として、業務・商業・国際交流などの機能の集積・拡大を図る。

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上記内容は オフィスジャパン誌 2007年冬季号 掲載記事 です。本ページへの転載時に一部加筆修正している場合がございます。

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