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賃貸オフィス・事務所の記事

GMOペパボ株式会社 | 成長ベンチャーに訊く

GMOペパボ株式会社 取締役CIO(Chief Integrity Officer)経営管理部長  野上 真穂氏

いまも変わらない
創業時からのベンチャーマインド。
常に新しいことに挑戦し、
オフィスとワークスタイルを
刷新していく。

GMOペパボ株式会社
取締役CIO(Chief Integrity Officer) 経営管理部長
野上 真穂

株式会社ココナラ

クリエイターを支援する幅広いインターネットサービスを展開

GMOペパボは、2003年1月に個人向けレンタルサーバーを運営する有限会社paperboy&co.として、福岡県福岡市で創業しました。現在は、レンタルサーバー「ロリポップ!」や「ヘテムル」をはじめ、ネットショップ開業・作成サービス「カラーミーショップ」や作家数50万人を突破した国内最大のハンドメイドマーケット「minne」、オリジナルグッズ作成・販売サービス「SUZURI」など、インターネットを通じた自己表現を支援するサービスを幅広く展開しています。

創業当初は創業者の自宅をオフィスにしていたのですが、有限会社になるタイミングで、若者が集まる街というイメージが強かった福岡市中央区の大名にオフィスを借りました。パートナー(従業員)数は当時4名でしたが、1年足らずのうちに10名、20名と増えていき、オフィスを福岡の赤坂へ移転することに。その後、2004年3月に有限会社から株式会社へ組織変更を行い、GMOインターネットグループにジョインすることになりました。その頃にはパートナー数は30名ぐらいになっており、5月には福岡にオフィスを残しながら、GMOインターネットの本社である東京渋谷のセルリアンタワーに本社を移転しました。

2004年の東京進出時、東京オフィスのパートナーは4名で、他のグループ会社のスペースを間借りしていました。その後、パートナーの数は増え続け、セルリアンタワー内でスペースの拡張やフロアの移動を繰り返してきました。そのなかで、フロアが二つにわかれたり、近隣のビルに分室を設けたりしたこともありました。現在のようにセルリアンタワーでワンフロア体制になったのは、2016年からです。念願かなってようやく東京のパートナー一同がワンフロアで働けるようになり、みんなで喜んだのをとてもよく覚えています。

現在、福岡には天神にオフィスがあり、約120名のパートナーが、東京オフィスには、260名ほどのパートナーが働いています。

渋谷は、以前からIT企業が集まるエリアであり、流行の最先端に触れられるなど、常に刺激があふれています。駅周辺の再開発も進み、渋谷ビットバレーのバリューは揺るぎないものとなるでしょう。企業ブランディングはもちろん、人材採用の面でも大きなメリットを感じています。

拠点の新設や事業の広がりに合わせ、最適なオフィスネットワークを築く

GMOペパボ株式会社

GMOペパボでは、インターネットサービスの開発や運営に携わるエンジニアやデザイナー、ディレクターをはじめ、カスタマーサービスや営業など、様々な職種のパートナーが同じオフィスで働いています。プログラミングやデザインの仕事は、常にパソコンのモニタと向き合っている印象があるかもしれませんが、社内にはデスクスペースのみならず、気軽に集まってミーティングや発表を行えるリフレッシュスペースのほか、フリーアドレスエリアや集中ブースエリアなども設けています。一つのオフィスの中でも、業務の内容やワークシーンに合わせて自分たちで場所を選ぶことができるようにしています。リフレッシュスペースを活用して、大型スクリーンを使ってゲームや映画鑑賞を楽しんでいるパートナーもいます。

また、東京オフィス、福岡オフィスといった各オフィスをハブとしながら、現在は、鹿児島にもエンジニアの拠点となるオフィスを設けています。鹿児島オフィスでは鹿児島市と協定を結び、地方創生に向けた取り組みを行っており、鹿児島大学と産学連携に関する協議も行っています。オフィスの場所は、鹿児島大学のキャンパスにも近く、学生が多いところを選びました。一方、福岡ではスタートアップを支援する官民共働型施設「Fukuoka Growth Next」の運営に参加しており、福岡オフィスの近くにある旧大名小学校を利用した施設で、福岡のエンジニア育成のための取り組みも行っています。その他、ハンドメイド作家さん向けの勉強会やワークショップなどの取り組みを、福岡市と世田谷区に設置しているクリエイター向けの施設CREATORS’ SPACE 「minne LAB(ミンネ ラボ)」で実施しています。そちらには専任の作家活動アドバイザーも常駐し、ハンドメイド作家さんとのコミュニケーションも盛んに行われています。ユーザー同士のコミュニケーションを含め、これまではインターネット上のみで完結できる表現活動が主流でしたが、今では、さらにインターネット以外の部分でのつながりが重視されるようになってきています。GMOペパボが様々な地域に拠点を設けることは、今後もWebサービスとは異なった業界や領域とのつながりや広がりを強化していくことになると考えています。

もちろん、そのためには各地へパートナーが赴くこともありますし、各拠点にいながらもストレスなく連携できるよう、Web会議システムやチャットツールなどで常にコミュニケーションが取れるようにしています。同じオフィスにいることは、声をかけ合ってパッと集まってミーティングをしたり、隣の席の人に気軽に相談できたりというメリットがありますが、今では一つの拠点はあくまで複数あるワークプレイスの選択肢の一つになっています。増員に合わせて一つのオフィスのデスク数を単に増やしていくだけではなく、場所を限定しなくても仕事ができる今の時代に合わせて、オフィスづくりを考えていきたいと思っています。複数ある各拠点を結びつつ、イノベーションを生みだす場としてのオフィスの在り方や機能、リモートワークといったワークスタイルの導入なども検討していきたいです。

変わりゆく時代と働き方のなかでオフィスを活用してイノベーションを起こす

GMOペパボ株式会社

GMOペパボをはじめ、渋谷のセルリアンタワーにはGMOインターネットグループ各社がオフィスを構えています。GMOインターネットグループの共有スペースとして、食事やリフレッシュのために24時間使えるコミュニケーションスペースをはじめ、マッサージスペースやお昼寝スペース、託児所などが設けられています。毎週金曜日のバータイムでは無料でお酒が飲めるなど、様々なイベントも開催され、その場に居合わせた各社のパートナー同士のコミュニケーションも自然に生まれているようです。それぞれの会社を行き来し、オフィスの使い方や社内イベントのノウハウを参考にすることもありますし、共有スペースを活用して福利厚生を充実させたり、自社オフィスをまるごと執務スペースとして利用したりと、グループ各社が同じビルに集まるスケールメリットは計り知れません。

GMOペパボは福岡から東京へ進出し、昨年末には上場10周年を迎えました。常に変化を続けてきたなかで、良い意味で変わっていないところも多くあります。パートナーはいまも若い世代が中心で仲が良く、プライベートでも交流が盛んですし、ベンチャーマインドを維持しながら常に新しいことにチャレンジしています。スマートフォンの普及からインターネットサービスは大きくカタチを変えてきましたし、それを提供する私たち自身の働き方やワークプレイスの在り方も変化してきています。そんなパートナーたちがオフィスを活用してイノベーションを起こし、大いに活躍できるように、先駆けてオフィスの在り方を変えていこうと考えています。

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上記内容は BZ空間誌 2019年秋季号 掲載記事 です。本ページへの転載時に一部加筆修正している場合がございます。

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