横浜から虎ノ門へ、変革のスピードを加速。
医療経営を多様な側面から支えたい。
病院運営支援や医療機器販売、人材紹介など、多角的に医療を支えるセントラルメディエンスグループ。2023年に創業の地・横浜から東京・虎ノ門へ本拠地を移し、IPOも見据えるなど果敢な事業戦略を描いている。代表取締役の中川隆太郎氏に、オフィスの変遷と、そこに込めた独自の哲学について訊いた。
セントラルメディエンスグループ
代表取締役
中川 隆太郎氏

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医療機関としてではなく、それを支える側になりたい
セントラルメディエンスグループは、病院経営のコンサルティングから医療機器販売、人材紹介、資材調達、マーケティングに至るまで、医療機関の運営をワンストップで支援する企業です。私自身、大学は医学部に在籍し、医師の道を歩んでいました。しかし在学中、優れた医療技術を持ちながらも経営難や後継者不足に悩む医療機関の実情を知るなど、構造的な医療の問題について知見を深める中、最前線に立つ彼らを支援するという道もあるのではないかと考えるようになったのです。医師一人の力では限界がある課題に対し、私はビジネスの視点からアプローチしたい。医療を内側からではなく外側から最適化する仕組みをつくること。それが、私の選んだ医療への貢献のあり方です。
在学中に医師の人材紹介会社を起業・事業譲渡するなど、現在のビジネスにも通じるキャリアを歩む中、2018年に立ち上げたのが当社です。事業は現在、多岐にわたっていますが、これらはすべてクライアントである病院からの「こんなことで困っている」という声に応える形で一つひとつ積み上げてきたものです。
地下室から始まる歩み、創業の地・横浜での拡大
2018年、創業時のメンバーは私を含めて4人で、最初は横浜にある公益財団法人のインキュベート施設を借りていました。地下で窓もなかったので、エントランスに出て初めて雨に気づき、慌てて傘を取りに戻ることがよくありました。今となっては良い思い出です。十数人規模となった2019年、地下から這い上がるべく、知人の社長の会社の一部が空いていると伺ったので間借りさせていただき、横浜・関内のオフィスへ移転。雑居ビルでしたがワンフロアで広さは約100㎡あり、開放感を伴っていたので快適に仕事を行えました。ただ、近隣はIT系のスタートアップが多く、医療現場に寄り添う我々としては、より外に開かれた交通至便な立地が良いのではと考えました。
そのような中、事業の多角化や人員増加も相まって、2021年には横浜駅前のビルへ移り、広さは一気に350㎡ほどになりました。社員が40名規模となる中、ここでのオフィスづくりでは、張り切りすぎて失敗もしましたね(笑)。来客スペースや、社員のコミュニケーション用にバーカウンターを設置するなど「見せる」部分に面積を割きすぎた結果、肝心の執務スペースがすぐに手狭になってしまったのです。急激に増える人員に対して、実務的なスペース配分が読み切れていなかった反省があります。
オフィス選びにおいては、創業初期から譲れない条件が、実はトイレでした。執務室の外にあり、男女別であること、そして何よりも掃除をしなくても良いビルを選んでいます。ビル管理に一任できることは任せ、社員には本業に100%集中してもらう。これはトイレに限らず、働く場に関わるあらゆる設備に求めることです。
東京・虎ノ門への進出、積極果敢なM&A
2022年からは事業拡大のためM&Aも積極的に行い、都内においてグループ会社の拠点も複数できました。2023年8月にはこれらの一部集約も兼ねて、現在の東京・虎ノ門のオフィスへ移転。グループ全体で首都圏に約200名の従業員を抱える規模となり、採用競争力を高めるため東京に進出する目的もありました。また、創業の地・横浜に住む社員がいまだ多い中、東京・虎ノ門はアクセスが良好であることも決め手でした。このオフィスは約260㎡のワンフロア。社長室をつくらず、ガラス張りの会議室を設けるなど「見える化」を徹底しています。誰かの何気ない発言やアイデアがすぐに耳に入り、そこから新しい議論が生まれる。そんなフラットでスピード感のある空間を目指しました。
我々のミッションは「医療を止めない」こと。日本には約8,000の病院がありますが、その7割を占める100〜300床の中小規模病院が、地域医療の要です。しかし、経営難や後継者不足で存続が危ぶまれているところも多い。我々はそうした医療機関に対し、今後も新たな課題解決の提案をしていきたいと思います。多様な側面で医療を支えるために、M&Aや事業拡大のスピードは緩めません。IPOも目指しており、資金調達や注力する事業領域に合わせ、オフィスのあり方も柔軟に変えていく予定です。オフィス環境を拡充させながらも医療の現場を支え続けるという芯は変わりません。
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