Broker’s Opinion
- 訪日外国人に人気の高い黒門市場があるなど、難波エリアを訪れるインバウンド客の数が増えている。関西国際空港が台風の被害を受けたことで一時的にその数は減少していたが、現在は台風前の水準に戻りつつある。エリア内の大型商業施設では、9月の売上は対前年比5%程度の減少にとどまっているほか、免税売上高だけをみると前年を上回った。
- 複数の開発・再開発が予定されている。旧市立精華小学校跡の大型開発には、家電量販店の旗艦店の出店が決まっている。また大型商業施設の開発では、インバウンド需要が賃料を牽引し、相場を超える金額でテナントが内定した事例がある。
- 大型複合施設「なんばスカイオ」が10月にオープン。商業エリアでは、インバウンドを意識した日本の伝統文化が感じられるフロアを開設。免税売上が好調な「髙島屋大阪店」は、全国の髙島屋店舗の中で66年振りに売上高トップとなった(2018年2月)
路面店舗賃料相場MAP
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