Broker’s Opinion
- 四条通を中心にハイストリートの空室は希少な状況が続いている。訪日外国人数は昨年に引き続き増加しており、インバウンド需要を取り込みたいドラッグストアなどの強い出店ニーズが見られている。
- 京都市内で多数のホテル建設が予定されており、市内中心部における客室数が2年以内に約2,400室増室する予定。これによりインバウンド需要がさらに増加すると考えられ、特に訪日外国人が嗜好する業種の出店が加速すると予想される。
- 寺町通や新京極通では、若年層向けのアパレルブランドが集積しエリアの賑わいを創出している。景観保全修景地区に指定されている祇園エリアでは、“京町家”を保存・活用する動きや、築100年を超える歴史的建造物に食物販店が入居する事例が見られた。京都の文化や伝統を取り入れた店舗づくりを嗜好する海外リテーラーが増えており、今後もこの傾向は続きそうだ。
路面店舗賃料相場MAP
商業の主動線、繁華街、商店街となるストリートの賃料を視覚化した『路面店舗賃料相場マップ』を独自に作成しています。
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