駅ビルとしては国内最大級の規模となる「JR博多シティ」、緑と癒しをコンセプトとした「キャナルシティ博多イーストビル」、ダイエーショッパーズ福岡専門店街跡に竣工した「ノース天神」と商業施設のオープンが続いたことにより、福岡エリアはオーバーストア状態が続いている。ただし、路面店舗に関しては依然として出店希望が増加傾向となっており、左地図の赤色や黄色の路面では空室消化が確実に進んでいる。
なかでも大型物件はかなりの希少価値となっており、結果として50坪以下のニーズが増加している状況だ。予想されていたように、「H&M」、「フォーエバー21」の出店が呼び水になり、天神西通りエリアに活気が戻ってきており、2012年においては、「ザ・ノースフェイス」「IBS石井スポーツ」「好日山荘 Mt Gear大名」など、登山系店舗の出店が目立った。2013年以降の新築計画の動きがまだ少ないことから、今後の再開発が待たれる。また、百貨店や天神地下街のリニューアル店舗も注目していきたい。
路面店舗賃料相場MAP
商業の主動線、繁華街、商店街となるストリートの賃料を視覚化した『路面店舗賃料相場マップ』を独自に作成しています。
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