中部圏屈指のビッグターミナルである名古屋駅。その周辺は地下街こそ著名であるものの、これまで集客力のある路面店の商業集積がなされていなかった。しかし、2008年の「モード学園スパイラルタワーズ」開業に続き、2009年は「名古屋ビルデイング」が竣工となり、駅前商業物件は明らかに増加傾向となっている。すでに、飲食店の希望エリアとしては栄を抜き名古屋で1番立地となっており、中小の飲食ビルも増加。逆に、供給の増加によって物件が増え、テナントの選択肢が広がっているほどである。
また、アパレルブランドの出店希望エリアは、名駅でもかなり限定されたピンポイントなので、該当する路面物件は非常に高い人気を誇っている。全般的に、昨今の経済情勢の変化により消費落ち込みが予想されるものの、店舗物件が少ないエリアのため引き続き物件の希少性は高いだろう。さらに、名古屋駅北に2007年竣工した「名古屋ルーセントタワー」に続き、今年4月には駅から徒歩7分程の那古野交差点角に「名古屋プライムセントラルタワー」がオープンする予定で、商業エリアとしての広がりが期待されている。
商業の主動線、繁華街、商店街となるストリートの賃料を視覚化した『路面店舗賃料相場マップ』を独自に作成しています。
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