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一等地路面店の今

不動産投資マネーの流入により開発が進んでいるのは、なにも「東京」や「オフィスビル」ばかりではない。開発の波はこの数年で商業施設の分野にも浸透、全国へと波及、一部では過熱ぎみともいえる。今回のシリーズ企画・店舗マーケット情報では、「全国地方都市、一等地路面店の今」と題して、最近、一部ヒートアップしている全国主要都市の一等商業地の賃貸物件動向にスポットを当てることとした。全国主要都市の賃貸物件および商業マーケットの動向の他に、実際に出店を検討するテナント側は、物件を開発する事業者側は、この現状をどのようにとらえているのか? 今後の戦略は? 2社からのインタビューも交え、全国地方都市の路面店を取り巻く状況をダイジェストでとりあげる。

エリア 各都市の中で、現在、商業の一等地と呼ばれているエリア。
資料 実際に募集に出た場合の想定賃料。2階や地下1階については、単独で募集に出た場合を前提にしている。実際には、1階とセットで募集されるケースや、専用の階段がある場合は、賃料が大幅に上昇する。
出店テナント 2006年から2007年にかけて対象都市へ出店したテナント。ブランドやアパレルなど小売店の路面大型店を中心にピックアップした。
商業マーケット動向 路面店などの賃貸物件の動向に限定せず、今後の各都市の商業地に影響を与えそうなトピックスや動向、展望をマクロな視点でとりまとめた。
都市名 出店テナント 商業マーケット動向
札幌 アップルストア
ウィゴー
大通地区では、2006年、観覧車付複合商業施設ノルベサがオープン。今後は、大型商業ビルの新規開発の予定は見られず、店舗マーケットの動向は既存物件の入れ替えが主となる。大通公園周辺においてオフィスビルの建て替え計画が複数あり、低層部に商業系テナントを導入する可能性が今後ありうる。その他にも、オフィスビルが絡む建て替え計画が相次いで予定されており、物件の供給はオフィスビルの足元が中心となる傾向がある。狸小路地区にて、複数の地権者により再開発の構想が持ち上がっている。
仙台 ザラ
プーマ
ヤマダ電機
2006年に一番町スクエア(ザラ、プーマなどが入居)がオープン。旧十字屋跡に、ヤマダ電機が都市型大型店舗を出店。今後の注目は、2008年、JR仙台駅前に開業予定のパルコ。商店街の路面店は、地元企業から全国資本の小売店への入れ替えが多く見受けられる。花京院一丁目には、大塚家具の2008年出店が決まっている。大型開発が相い次いでおり、今後、小売業の大手資本や外資系テナントの出店が続くことが予想される。
名古屋 グッチ
インザルーム
名古屋駅前におけるミッドランドスクエアのオープンにより、駅前地区の商業ボリュームが増加する。栄地区の百貨店は、共同販促に着手したり改装等の実施により駅前地区に対抗。不動産ファンド等により新規開発を計画する動きはあるものの、現状で具体化している案件はまだ少ない。栄地区は、既存ビルのテナント入れ替えが中心となるマーケットが当面続く。
大阪 ディーゼル
トゥモローランド
オメガ
心斎橋地区は、建て替え等による開発が複数予定されており、ここ数年、土地の取得価格及び賃料は急速に上昇基調にある。メイン通りの建て替え案件が増加しており、今後、路面店を含め賃貸物件が供給される見込みがある。新規募集賃料の高騰が、現入居テナントの入居賃料にも影響を与えており、賃料改定時における増額改定の交渉も増えてきている。梅田地区は、2011年までに百貨店の建て替えや増床計画により、売場面積の合計が新宿を抜き日本一の百貨店の激戦地区となる。茶屋町地区は、近年商業開発が進んでおり、2006年はアーバンテラス茶屋町がオープン。
今後も開発が目白押しで、商業施設の新規オープンが続いていく。
福岡 バナナリパブリック
ユナイテッドアローズ
(一部移転も含む)
2006年、大型商業施設のヴィオロがオープン。天神地区においては、今後も新築商業ビルの竣工予定があり、2年先まで新規供給が続く予定となっている。既存ビルについては、オーナーチェンジにより、テナントの入れ替え(大型専門店を導入など)等のバリューアップを模索する動きが見られる。商業エリアについては、これまでの大名地区から今泉地区へエリアの広がりを見せつつある。商業ビルの竣工ラッシュにより、今後、各地区の客層やにぎわいが、変化していく可能性がある。

図表は、全国主要都市の一等地の商業動向を、各ポイントに着目してまとめたものとなっている。
資料作成:シービーアールイー株式会社 リテールサービス部
お問い合わせはTEL.03-5288-9790まで

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上記内容は オフィスジャパン誌 2007年春季号 掲載記事 です。本ページへの転載時に一部加筆修正している場合がございます。

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