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大阪オフィス街エリアの特徴と現状-中心部6つのエリアを紹介

都市別特集

2014年10月14日

大阪市

東京、名古屋に並ぶ日本の三大都市の一つである大阪市は、人口は東京都(区部)、横浜市に次いで全国第3位、事業所数では第2位。大阪府の府庁所在地であり、関西地方の政治、経済、文化の中心地となっている。375社の上場企業が、大阪市に本社を置いている。東京からは新幹線で約2.5時間、関西国際空港からは電車で1時間程度の距離である。

 

梅田エリア

JR大阪駅、阪急・阪神・地下鉄梅田駅周辺に位置するエリア。大阪の玄関口で、大阪を代表するオフィスや商業施設が集積している。近年、大型の複合再開発が相次いで行われたため、オフィスストックとともに企業集積が飛躍的に高まっている。今後も「うめきた」2期等の大型再開発計画があり、同エリアの地域ポテンシャルはさらに高まる見通しである

中之島エリア

大阪駅から南方約1kmの距離に位置する。2000年以降に大型再開発されたビルを中心にオフィスエリアが形成されている。近年、梅田エリアで大型再開発によるオフィスの供給が行われるまでは、設備水準の高い大型ビルを選好する企業から人気を集めていたが、最近では梅田エリアのビルと競合関係となることが増えてきている。

本町エリア

大阪駅から南方約2kmの距離に位置する。淀屋橋エリアに隣接し、同エリアとともに御堂筋沿いのオフィスエリアを形成している。築年数の経過した古いビルが多く、エリア全体としては古いオフィス街といった印象が強い。かつて大阪で伝統のある商社や繊維の有力企業が集積していたが、最近は他エリアへの流出が目立つ。

堂島エリア

JR大阪駅の所在する梅田エリアの南側で、地下鉄西梅田駅、JR北新地駅以南に位置する。梅田エリアで大型再開発が行われるまでは、JR大阪駅に近接するオフィスエリアとして数々の有力企業が集積していたが、今も残っている企業はあるものの、梅田エリアに移転する企業が多く見られる。近年は梅田エリアのサブマーケット的な存在となっている。

淀屋橋エリア

大阪駅から南方約1.5kmの距離に位置する。大阪の基幹道路である御堂筋沿いを中心にオフィスが集積している。近年、梅田がオフィスエリアとしての存在感を高めているが、淀屋橋も大阪を代表するオフィスエリアである。地下鉄御堂筋線および京阪本線の複数路線が利用でき交通利便性が高い。金融関連、製薬業等、大阪で伝統のある企業の集積が多い。

新大阪エリア

大阪駅から北方約2kmの距離に位置する。JR新大阪駅は新幹線の発着駅であるため、広域拠点性を重視する企業の集積が多い。また、大阪の北摂方面全体をカバーする企業も多く見られる。1990年代以降、大型再開発を中心にオフィスの供給が行われてきたため、大型ビル中心のオフィスマーケットが形成されている。。

稼働床面積のエリア比較
稼働床面積のエリア比較

延床面積10,000坪以上の大型オフィスビル(2008年竣工以降)

地図
No. 名称 竣工 規模 延床面積
1 淀屋橋三井ビルディング 2008年3月 地下3階/地上16階 13,593坪
2 ブリーゼタワー 2008年7月 地下3階/地上34階 25,639坪
3 中之島ダイビル 2009年3月 地下2階/地上35階 24,062坪
4 マルイト難波ビル 2009年6月 地下1階/地上31階 37,510坪
5 土佐堀ダイビル 2009年7月 地下1階/地上17階 11,343坪
6 梅田阪急ビルオフィスタワ- 2010年4月 地下2階/地上41階 76,835坪
7 本町ガーデンシティ 2010年6月 地下2階/地上27階 15,171坪
8 大阪富国生命ビル 2010年10月 地下4階/地上28階 20,719坪
9 オリックス本町ビル 2011年2月 地下3階/地上29階 12,591坪
10 本町南ガーデンシティ 2011年3月 地下2階/地上26階 14,150坪
11 ノースゲートビルディング 2011年4月 地下3階/地上28階 63,525坪
12 新大阪阪急ビル 2012年9月 地上17階 10,769坪
13 中之島フェスティバルタワー 2012年10月 地下3階/地上37階 44,165坪
14 ダイビル本館 2013年2月 地下2階/地上22階 14,580坪
15 グランフロント大阪タワーB 2013年2月 地下3階/地上38階 89,392坪
16 グランフロント大阪タワーC 2013年2月 地下3階/地上33階
17 グランフロント大阪タワーA 2013年3月 地下3階/地上38階 56,893坪
18 あべのハルカス 2014年3月 地下5階/地上60階 64,190坪
19 新ダイビル 2015年3月 地下2階/地上31階 23,000坪
20 中之島フェスティバルタワー・ウエスト〔仮称〕 2017年 地下4階/地上41階 45,375坪
21 新南海会館ビル〔仮称〕 2019年 地下2階/地上29階 23,595坪

 

上記の記事の内容は オフィスジャパン誌 2014年秋季号 掲載記事 掲載当時のものです。

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