050-5447-7862

平日 9:00〜17:30

物件を探す

事業用不動産のあらゆるニーズを網羅するサービスと豊富な実績で、お客様の課題を解決する最適なソリューションをご提案いたします。

お役立ち情報

CBREが手掛けた、さまざまな業種・規模の移転事例のご紹介を始め、オフィスや物流拠点の移転に役立つ資料・情報をご提供しています。

マーケット情報

独自収集したデータを元に、不動産マーケットの市況を分析予測し、市場変化をいち早く捉え、ポイントをまとめた市場レポートを配信しています。
また、物件レポート、業界トレンド情報など、事業用不動産の最新情報、トレンドを配信しています。

CBREについて

事業用不動産の分野において、世界有数の企業であるCBRE。日本国内におけるその強み、拠点、会社概要をご紹介します。

ヘルプ

物件検索の使い方や、会員サービス、よくあるご質問など、当サイトをより便利にご利用いただくための情報をご紹介します。

仲介業者様はこちら

賃貸オフィス・事務所の記事

福岡 - 賃貸不動産市場 2021年6月期

空室率上昇に歯止めかからず。新築ビルの影響が顕著に。

成約賃料も下落傾向が継続

シービーアールイー(株)の調査による、2021年6月期の福岡主要オフィスゾーンの空室率は、前期(同年3月期)から1.0ポイント上昇の3.2%となり、5期連続で上昇した。依然、企業の意思決定スピードが鈍化している状況に変わりがない中、新築ビルが竣工を迎え、新築への移転に伴う二次空室の顕在化、業績悪化やテレワーク移行に伴う、オフィスの一部返床・撤退する企業の増加が、空室率上昇の要因となっている。

想定成約賃料は対前期比0.6%下 落 の16,170円 / 坪(共益費込)となり、こちらは4期連続の下落となった。空室率の上昇が続き、募集条件を見直すビルが増え、フリーレント等、テナント予算に見合った柔軟な条件で成約するケースも多く見られる。今後も、さらなる開発計画が予定されており、新築ビルへの移転に伴う二次空室が、より顕著に表れる見込みだ。

企業の動きが鈍化する中でも、マーケットは動いている。確かに、縮小移転や予算削減による移転は、まだ数多くある。一方で、拡張移転や分室、福岡への新規開設も見られており、空室消化の動きも少なくない。新築ビルへのニーズもあり、募集通りの高価格帯での成約によって、マーケット維持の力も働いている。引き続き業績好調なIT関連、eコマース、コールセンター業などの業種では、大型空室への引き合いが後を絶たない状況だ。

今後の新規供給ラッシュ

「天神ビッグバン」第1号案件となる「天神ビジネスセンター」がついに竣工を迎え、マーケットにも、より動きが出始めている。 2022年 以 降 も、ワンフロア500坪以上の大型ビルが竣工を控えており、すでにその存在感を示している。「福岡舞鶴スクエア」(2022年春竣工予定)をはじめ として、スターレーン跡地の「(仮称)博多駅東一丁目開発計画」(2022年7月竣工予定)、「(仮称)旧大名小学校跡地活用事業」(2022年末竣工予定)、「(仮称)新福岡ビル」(2024年竣工予定)と続く見込みだ。

コロナ禍で、企業の働き方は多種多様となっている。それに伴い、オフィスのあり方も変わってきており、さらなる変化が見込まれる。新築ビルの竣工が続く中、今後のマーケット動向を注視していく必要があるだろう。

福岡支店 湯本 佳弘

続きを見るにはログインが必要です

  • 会員ログインのご利用には、ブラウザや端末のCookieの設定を有効にする必要があります。 詳細はこちら
  • 2022年2月より新会員サービスの提供を開始いたしました。お手数をおかけいたしますが、旧会員の方は 新規会員登録 をお願いいたします。

ご移転計画のあれこれ、お気軽にご相談ください

CBREでは事業用不動産のプロフェッショナルチームが、お客様の経営課題や不動産にかかわるさまざまな課題解決をサポートします。

上記内容は BZ空間誌 2021年秋季号 掲載記事 です。本ページへの転載時に一部加筆修正している場合がございます。

記事を探す

物件をお探しのお客様専用窓口

CBREの記事をお読み頂き誠にありがとうございます。
ご移転のプランニングや優良未公開物件の仲介をご用命の際は右記のフォームからお問い合わせください。

物件相談フォーム