埼玉:拠点統合などにより空室消化は順調。
千葉:千葉駅前新築ビルと周辺二次空室に注目。
空室率はわずかに上昇
シービーアールイー(株)の調査によると、2023年12月期のさいたまエリアの空室率は前期(同年9月期)から0.4%上昇し、1.7%となった。
空室率上昇の要因は今期竣工した新築ビルの「AddGrace Omiya(アドグレイス大宮)」が若干空室を残した状態で竣工を迎えたこと、加えて他物件にて部分解約や拠点集約による解約が発生したためである。その一方で、物件のグレードアップを目的とした移転や拠点の統合移転の動きも見られ、空室消化も順調に進んだため、空室率の上昇は限定的であった。
2024年は新築オフィスビルの供給がないため、既存空室、二次空室の消化動向が注目されるが、現状空室の消化は順調であることから、引き続き低い空室率が維持されるものと思われる。
空室消化じわり進む駅前新築ビル
千葉駅前に2023年春に竣工した新築ビルのリーシングは分割の案件が複数内定したがフロア単位の大きな進捗はなく、空室率は横ばいであった。
一方、すでに新築ビルへの入居が決まっている企業の移転元の二次空室のリーシング動向も今後注目される。
ビル営業本部 正田 健太朗 / 井澤 健瑠
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