M&A ではオフィスや組織の統合に加え、物流拠点の再構築が課題として持ち上がります。重複する拠点が多く、誰が見ても非効率。統合プロジェクトが発足するケースも見受けられますが、文化も考え方も違う当事者だけで最適化を図るのは、至難の業です。
「○×地区の拠点は3年前に新築したばかり。そっちを閉めてウチに集約で決まりだろ。」
「何を言ってるんです!そこは荷主も無く大赤字じゃないですか。建物償却を終わり費用負担の少ない ウチの拠点で利益出していくべきでしょ!」
「絶対うちの拠点で行くべきだ!」
シービーアールイーでは、拠点再構築のプロジェクトマネジメントをご提案しています。
目的
・事業所の統合集約による収益向上
・戦略拠点の拡充による事業発展と収益向上
現状把握
- 契約書(覚書等)の収集
- データベース項目の洗い出し
- データベース設計・作成
- 現場ヒアリングの実施
- 項目の入力、チェック
需要サイドの現状把握項目 | 供給サイドの現状把握項目 |
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分析・課題整理
目標の明確化及び課題の整理
- データベースの分析
(拠点の個別ランク付け等) - 課題解決のためのシミュレーション
(財務的視点・顧客(荷主)の視点・業務効率の視点・事業部戦略の視点)
現状分析のサンプル
方針決定
基本戦略の立案・方針決定
集約統合
- 拠点をエリア毎にグループ化
- 財務・顧客・業務効率・事業部戦略の視点に基づき情報収集 / 分析
- 集約統合のメリット・デメリットの抽出
※エリア毎の基本戦略の立案
戦略拠点拡充
- エリアの概要(基礎データ)
- 各エリアの需要・供給状況
- 同業他社の進出状況
実行
M&A における拠点再構築では、第三者の視点がかかせません。CBREでは、お客様のオーダーに合わせた拠点再構築のプロジェクトマネジメント業務をご提案しています。まずは、それぞれの拠点を客観的に判断するための基礎情報を収集。現状把握を共有化し、同一視点で比較できるデータベース化を行います。加えて、今後の開発動向や定性・定量分析、集約拠点のご紹介、集約に要するスケジュールや試算、閉鎖拠点の活用方法の提案など、ワンストップで集約拠点決定に関するマネジメントをご提供します。