2025年にはLMT※の新規供給が過去最大と見込まれる中、 拡大する関西の物流マーケットの現状とその可能性について、 CBREのプロフェッショナルが徹底解説、必見!近畿圏LMT竣工マップ
日本の中心部に位置し東西をつなぐ拠点であるだけでなく、西日本全域のハブである関西エリア。大阪、兵庫を中心に食品、医薬品、工作機械や部品などのメーカーが多数立地し、幅広い物流ニーズを抱えている。関西エリアでは高速道路などインフラの整備が進むにつれ、物流マーケットも大阪中心部から東西南北へと広がっている。2025年には近畿圏において、約40万坪という過去最大となるLMTの新規供給が予定され、拠点構築を予定する企業にとって、選択肢が増える好機が迫っている。近年、Eコマースの拡大や人材不足に直面する物流業界において、機械化、DX化による作業効率の向上に加え、「物流の2024年問題」、BCP対応や脱炭素の観点から物流拠点の再配置の動きが加速している。また、工場の国内回帰やコロナ禍以降のサプライチェーンの混乱による製造業の在庫増加の動きから、物流施設の需要拡大は今後も続きそうだ。
本企画が、物流施設の開発を予定する企業や、物流拠点の新規開設や移転を検討している企業が拠点戦略を考える際の一助となることを期待している。
※LMT:大型マルチテナント型物流施設
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凡例
1 掲載した開発は、プレスリリース、報道発表、Web、現地建築看板等をもとに調査した2023年1月以降に竣工・竣工予定のLMT。注目のLMTおよびおおむね延床面積10,000坪以上を目途に選定している。
2 正式な名称決定前の表記に関しては、編集部が設定した略称としている。
3 延床面積は編集部が把握しているもので、数値は十の位四捨五入の概数。
4 地図へのプロットは竣工年別に掲載。各年のLMTプロットの色は以下の通り。
各開発はテナント募集がなされないものやすでに終了しているもの、また、規模、面積、竣工年等、変更になる可能性がある。また、当編集部では常に開発案件の最新情報を収集しており、お気づきの点があれば下記までご連絡いただきたい。
CBRE「BZ空間」編集部 Mail:BZ@cbre.com