首都圏の圏央道エリアで過去最大の新規需要、近畿圏も新規需要は過去最大
全国16都市 54ゾーンの賃料や空室率などのデータをもとに賃貸倉庫・物流施設市場の2025年第3四半期の動向まとめたレポートをご提供。
| 首都圏LMT*空室率Q3 | 近畿圏LMT*空室率Q3 | 中部圏LMT*空室率Q3 | 福岡圏LMT*空室率Q3 |
|---|---|---|---|
![]() -0.5pp 前期比 |
![]() -0.6pp 前期比 |
![]() +0.7pp 前期比 |
![]() +5.3pp 前期比 |
*大型マルチテナント型物流施設
- 今期(Q3)の首都圏大型マルチテナント型物流施設(LMT)の空室率は10.4%、対前期比0.5ポイント低下した。新規供給3棟のうち2棟は高稼働で竣工となり、一般消費財で大規模な需要がみられた。実質賃料は全体では4,480円/坪、対前期比で横ばい。空室率が低下した東京ベイエリア、外環道エリアと圏央道エリアでは賃料が上昇した。
- 近畿圏LMTの空室率は5.0%で、対前期比0.6ポイント低下した。今期の新規供給は3四半期連続の10万坪超えとなる4棟11.3万坪となった。新規需要も12.2万坪で、四半期ベースの過去最大となった。拡張や新規開設に加えて、立地改善や複数拠点の集約を目的とした移転もみられる。実質賃料は4,260円/坪、対前期比0.7%上昇した。新規供給2棟が高稼働で竣工した中心部では賃料が上昇した。
- 中部圏LMTの空室率は16.6%で、対前期比0.7ポイント上昇した。新規供給は無く、築浅の物件でテナントが複数決定したが、郊外に立地する複数の既存物件で空室が発生した。実質賃料は3,720円/坪、対前期比横ばいとなった。
- 福岡圏LMTの空室率は8.3%、対前期比5.3ポイント上昇した。今期の新規供給は福岡県小郡市の3棟で、いずれも大きく空室を残して竣工した。実質賃料は3,570円/坪、対前期比0.3%下落した。


