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企業進出を強力にサポートする横浜市のMM21誘致戦略

 

横浜市経済局 成長戦略推進部

誘致推進課 課長 髙木 秀昭氏 (写真中央)
誘致推進課 担当係長 大橋 直之氏 (写真左)

横浜市都市整備局 都心再生部

みなとみらい21推進課 課長 白井 正和氏 (写真右)

横浜市

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みなとみらい21が誇る4つの地理的特性

横浜市では、雇用創出、経済成長、財政基盤確立、エリア価値向上を目的に、これまで積極的に企業誘致を進めてきました。中でもみなとみらい21地区(以下MM21)は、その重点拠点として位置づけています。

企業にとってMM21進出のメリットは、大きく4つ挙げられます。その1つが交通アクセスの利便性です。東京の主要ターミナル駅まで30分以内、新横浜駅からの新幹線利用という充実した鉄道網に加え、羽田空港まで最短23分と、国内外を問わずダイレクトにアクセス可能です。さらに、2017年の高速神奈川7号横浜北線の開通など、その利便性はますます高まっています。

2つ目はリーズナブルなオフィス賃料。MM21の賃料相場は都心部の同グレードのビルと比較してかなりの割安感があります。特に最近の社内コミュニケーション重視でニーズが高まるワンフロア1,500㎡以上のビルが多いことも大きなポイントです。

3つ目は多様な人材が集積していること。特に、市内に理工系大学・大学院が9校あること、また古くから企業の研究開発拠点が多かったことなどから、市内の住民における研究者・技術者の占める割合は、三大都市を大幅に上回るという特徴があります。

そして4つ目はエリアの安全性です。開放感のある湾岸部でありながら、大地震の際に津波の被害を受けにくい地形的な特性に加え、液状化現象が起こらないことは、図らずも先の東日本大震災で証明されています。加えて、備蓄などのBCP対策を講じているビルが多く、高い安全性を誇っています。

さらなる誘致を目指した新企業立地支援制度を実施

こうしたメリットをよりご理解いただくため、本市では2010年、都内に東京オフィスを開設し、横浜・東京の2拠点体制で企業誘致活動を展開してきました。さらに企業立地のインセンティブとして「企業立地促進条例」による大型支援策を用意しています。当制度はこれまでに126件の企業立地を支援しています。そして今年度、さらなる誘致を促進するために、経済情勢や昨今の企業立地ニーズを踏まえた新たな支援制度を打ち出しました。

当制度の「建物取得型」は、中小企業で1億円以上、大企業では50億円以上の投下資本がある企業に対し、最大50億円の助成金を交付するものですが、その目玉となるのが今回新設された研究開発型賃貸ビル開発に対する助成制度です。本市に研究者・技術者の居住が多いという特性を活かし、賃借でR&D拠点を新設したい企業の受け皿となるラボ機能付きオフィスの立地誘導を目指しています。

また「テナント型」は、従業員100人以上で一定の条件に該当する企業の本社等を対象に、法人市民税を1億円を限度に支援期間を5年間(外資系企業は6年間)、最大5億円(同6億円)軽減するもので、従来の制度から支援期間を1年延長しました。また、従来は納めた法人市民税相当額を助成金として交付する形態だったものを、今回は最初からの軽減措置としています。つまり、早期にコスト回収できるだけでなく、事務的な業務軽減ができるというメリットがあるのです。特に外資系企業にとっては、大きなインパクトになると期待しています。また、大規模な進出だけでなく、 IT・健康・医療等の成長産業の中小規模の進出にあたっては、最大1000万円・3ヶ月~12ヶ月分賃料相当額の助成金交付も引き続き行います。

こうした施策の背景には、横浜にも近い将来訪れる人口減少に歯止めをかけたいという思いがあります。本市では、他都市と比べて「人口1人当たりのオフィス面積」が少ない状況にありますが、横浜の人口規模を考えれば、まだまだビジネスゾーンとしての成長のポテンシャルがあると考えています。東京一極集中が進む中で、MM21が発展し、市内で働く場所を増やすことが重要な局面となっています。本市ではこの目的実現のために、現在10万5000人のMM21の就業人口を、さらに増大させていくことを目指しています。

イノベーション創出に向けたMM21ならではの取り組み

本市では支援制度以外にも様々な施策を実施しています。その1つが、MM21に集積するグローバル企業の研究開発拠点と連携したオープンイノベーション環境の構築です。就業者同士が日常的に交流できる場や、アイデアを実証できる場を整えることで、未来の街であるMM21に相応しい新ビジネスの発信地となることを目指しています。実際に、若手社員が企業間で連携して勉強会を実施したり、大手企業とベンチャー企業が組んで実証実験を行う事例も出てきています、また、ビジネスパーソンだけでなく、学生や観光客など様々な人が行き交う街をショーケースとして活用できる点でも、MM21の環境は大変好評です。市がハブ役となり様々なサポートをすることで、多くの企業の参加を得ることができると考えています。

幸い、こうした「イノベーターのためのコミュニティづくり」の取り組みには、多くの企業から期待の声をいただいており、さらに拡充していくことを考えています。こうした流れから、より多くのイノベーティブな方々から「働きたくなる街」と評価をいただければと思っています。企業の皆様にはぜひ、MM21への進出をご検討いただきたく、切に願う次第です。

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OCEAN GATE MINATO MIRAI

OCEAN GATE MINATO MIRAI

  • 名称:オーシャンゲートみなとみらい
  • 交通:みなとみらい線「みなとみらい」駅徒歩2分
  • 所在地:横浜市西区みなとみらい3-7-1
  • 構造:鉄骨造(柱CFT造)、中間階免震構造
  • 規模:地上14階、地下1階建
  • 延床面積:55,251㎡(16,713坪)
  • 竣工:2017年7月

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上記内容は BZ空間誌 2018年夏季号 掲載記事 です。本ページへの転載時に一部加筆修正している場合がございます。

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