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VUCAの時代において、人材を活かし組織の生産性を最大化するワークプレイスとは

お役立ち

2021年12月6日

CBREは、7月29日に「CBRE Intelligence Series 私たちはなぜオフィスで働くのか コロナ禍で変化する行動様式とオフィス戦略」と題したウェブセミナーを開催させて頂きました。

今回は、人事部 齊藤敦子 の登壇内容から、組織/人材開発の視点からVUCA※①の時代において求められる働き方と、組織とワーカーの関係性構築を支援するワークプレイスの在り方についてお伝えします。

※① VUCA:Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭字語。1990年代後半にアメリカ合衆国で軍事用語として発生したが、2010年代になってビジネスの業界でも使われるようになった。

1BORDERLESS WORK下での組織の在り方

BORDERLESS WORK下での組織の在り方

従前の固定席オフィスからABW※②を経て、最終的にボーダーレスワーク※③に移行していく中で、社員と会社の物理的距離は乖離していき、社員の「自律化」と「個別化」が促進される

  • 自律化 → 自分で考えてやってみる→社員の主体性が強化→柔軟性も高まる
  • 個別化 → 個人毎に自分のスタイル/働き方/時間の使い方で働いていく→「制限」や「制約」が緩和され個人の創造性が発揮されやすくなる

⇒(オフィスの在り方の変遷によって求められる人材像が)VUCAの時代に求められる人材像に合致する

※② ABW(Activity Based Working):業務の内容に応じて、「時間」と「場所」を自由に選択できる働き方のこと。
※③ BORDERLESS WORK:場所、リアル/バーチャル、ワーク/ライフの枠(制約)が無くなり、シームレスな世界で自分らしい生き方をクリエイトする働き方

以下のリンクから 次代の働き方「ボーダレスワーク」 の記事をご覧いただけます。
https://www.cbre-propertysearch.jp/article/bz_20210209-04/

2生産性(Productivity)を最大化する、組織の在り方

Productivity”を最大化する、組織の在り方
  • 今の時代において定義される組織の「生産性」とは
  • 組織の生産性 = 効率性 × 相乗効果(1+1=2以上)×(競合と差別化できる)革新性
  • 生産性最大化のためには相乗効果と革新性がカギとなり、社員の「多様性」×「コラボレーション」の実現が重要となる

3人材/組織の在り方の変化と、VUCAの時代に求められるワークプレイスの役割

Productivity”を最大化する、組織の在り方

“Company Centered”(会社中心)から“People Centered”(社員中心)へ

  • Company Centered:企業が社員の働き方やキャリア形成を決定して管理する
  • People Centered:社員が会社のリソースを活用して自分らしく働き、自分が目指す自己実現を達成できる様にする

上司と部下の関係性

●マネージャーの意識変革:

  • これまでの対面での丁寧な指導は行いにくくなり、仕事の配分(レベルに合った仕事の質/量)に留意する必要性が増加し、丁寧な確認と調整が必要
  • サポート、フィードバック(自己認識)も個人の状況/特性に応じた個別化が必要
  • 一方的に教える“Teaching”から、自分で考えさせる“Coaching”が重要に

●メンバーの意識変革(マネージャーの意識改革と同様に非常に重要)

  • 受動的な関係性は成立しない。メンバー自ら現状を分かり易く説明、透明性を確保する事で上司との健全な関係性を構築する事が望まれる。
  • 「暗黙理解」から「明確な言語化」へ(自ら言葉で伝えていないのであれば、理解されなくて当たり前)

組織の在り方の変化が社員に与える影響

多様性が交わる場所で相乗効果を感じられると、

  • 組織力が享受できているという感覚が得られる
  • 会社の方向性が明確になると、仲間と同じVision/Goalを共有できる様になる
  • 自分の個性が認められて強みを武器として使えると、幸福感と自己肯定感が高まる
  • 明確に言葉によって理解しあい、信頼関係が促進される

 ⇒ Engagement(会社に対する愛着)の向上に資する重要なポイント

VUCAの時代に求められるオフィスの役割

  • 多様性を持った社員の交流による、相乗効果と革新性の最大化 ⇒ 今の時代に求められるワークプレイスの役割
  • 向かうべき方向を明示し、明確な言語化による信頼関係を醸成しながら社員の多様性や固有の強みを助長し、コラボレーションとイノベーションが起きる場を確保する。

お問い合わせ

昨今のオフィスづくりにおいては、包含して検討すべきポイントが上記以外にも多岐にわたります。ご興味のある方は、下記CBRE担当者にお声がけ下さい。

ワークプレイスストラテジー
北アジア
シニアディレクター
金子 千夏
Tell:03-5288-9783
E-mail:Chinatsu.Kaneko@cbre.co.jp

プロジェクトマネジメント
ワークプレイスプロジェクトグループ
プロジェクトディレクター
豊田 豪史
Tell:080-1336-9863
E-mail:takeshi.toyoda@cbre.co.jp

また上記内容を含む7/29のWebinarのスライド資料をお送りしますので、ご希望の方は ▶こちらのフォーム からアクセスしてください。

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