※以下は動画の文字起こしになります。
→いま私たちは変化が激しく先が見えない時代を生きています。
多様性、複雑性が増す社会の流れの中で私たちはどのように働き どのような場を求めるのでしょうか。
これはCBREワークプレイスストラテジーチームがご提案する未来予想図です。
未来のワークプレイス、これは ”5つの要素” から成り立ちます。
【 5つの要素 】
1:フレキシビリティ
ニーズの変化に合わせてスピーディーに対応できる体制と多種多様な働き方を支える仕組みのことです
2:テクノロジー
オンラインコミュニケーション、AIアシストなど未来の働き方は テクノロジーとの共存が大前提です
今まで以上に加速するデジタルトランスフォーメーションが企業の成長を左右するでしょう
3:意識改革とニュースキル
一方、ワーカーには新しい高度なスキルの習得が求められると同時にデジタル化やダイバーシティが高まる中でのチームワークやリーダーシップが変わっていきます。
4:ウェルビーイング
豊かな人生を目指した広い健康観であり身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることです。
複雑化した世の中で 心身の健康を保つ工夫に意識を高めましょう。
5:サステナビリティ
そして環境への影響に責任を持つべくワークプレイスの観点でも サステナビリティに取り組む時代が来たと、皆さま思いませんか?
5つの要素が揃った未来のワークプレイスそれはボーダレスワーク。
場所の枠にとらわれず リアルとバーチャルの枠もない シームレスな環境で、自分らしい働き方を探求しながら 組織の力を強化する働き方です。
ボーダレスワークを実践する場所は4つ
オフィス、自宅、サテライトオフィス、最後にトリップすなわち出張やワーケーション。
これらを組み合わせることにより多様な働き方を支え個々の生産性が向上します。
では、メリハリある1週間を想像してみましょう。
週のスタートはオフィスで様々な会議に参加する日としましょう。
対面ならではのコミュニケーションを取り、偶発的な会話や情報交換、
社内イベントへの参加など、交流の多い日になるでしょう。
次に、
週の真ん中で在宅勤務を選んだとします。
会議、電話対応、セミナー参加など、オンラインにて次から次へと仕事をこなす場合もあれば
隔離された環境で しっかり集中作業を行う場合もあるでしょう。
また、育児や介護、健康のための運動など時間の有効活用もコントロールしやすいでしょう。
最後に、
週の後半に外出の日を組んだとします。
アクティブに動き、普段会えない人や情報に触れ、刺激が多い一日が期待できます。
さらに、出張やワーケーション、長期滞在など、普段と全く違う環境で働く日もあるでしょう。
ボーダレスワークは主体性をもった、自立したワーカーを生み出し、生産性が高く ダイバーシティ豊かな組織構築を可能にします
【 成功させる4つのポイント 】
金子 千夏:CBRE Workplace Strategy North Asia Senior Director
『未来の働き方「ボーダレスワーク」の成功の秘訣は4つあると思っています。』
1:個人の主体性
『まずはワーカーの主体性です。一人ひとりが 最適の働き方や働く場所を自ら選んで
使いこなすことによって、自分の生産性を上げることです。』
2:社員に合ったマネジメント
『二つ目に、多様化する個々の働き方を企業がしっかりマネージすること。
制度を整え 現場で実際に運用しながら、柔軟な働き方とか 体制を根付かせたい部分であります
また 働く場所の選択肢が増える一方で、ワーカーがわざわざ足を運んで行きたくなるようなオフィスを作ることが
とても重要だと考えます。』
3:社員を魅了するオフィス創り
『リモートワークのメリットを活かしながら社員を魅了するオフィスを戦略的に構築し
帰属意識の向上や創造性高い組織づくりに活かしてはいかがでしょうか?』
4:企業一体でワークプレイスを構築すること
『最後に 全社員が一体となって未来のワークプレイスを築くことです。
みんなで作るワークプレイスだからこそみんなに愛され、大事にされるんだと思います。』
『いまは確かに、先が見えない、不安の多い時代かも知れません。
だからこそ 私たちの手で理想の未来を描き、一歩一歩 歩き始めましょう。
私たちの未来予想図「ボーダレスワーク」を通して
CBREワークプレイスチームは皆さまのオフィスづくりを
今後もご支援してまいります。』