エンジニアファーストのワークプレイスを実現。
個々の自律性が組織のパフォーマンスを上げる。
クラウド技術とAI活用を軸にDXソリューション事業を展開する、ARアドバンストテクノロジ株式会社。ITベンチャーの聖地、渋谷で創業以来急成長を続け、2024年9月には「エンジニアファースト」を掲げた本社オフィスを渋谷アクシュに設けた。それまでに至る変遷や今後のワークプレイスの展望を、取締役執行役員の竹内康修氏に訊いた。
ARアドバンストテクノロジ株式会社
取締役執行役員
竹内 康修氏

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AIとクラウド技術を軸に、DXの先にあるBXを実現
ARアドバンストテクノロジの事業の中核は、クラウド技術とAI・データ活用といった技術を駆使したDXソリューション事業です。「AI駆動開発」をキーワードに、コンサルタント、エンジニア、デザイナーといった多様なプロフェッショナルが一体となり、上流工程から実装、保守までワンストップでお客様のDX、ひいては事業全体の変革(BX)を支援しています。近年では、医療AI分野に関する国際特許を大学や病院と共同出願するなど、より専門的で社会貢献性の高い分野へも挑戦を広げています。
当社は2010年に渋谷駅の近く、道玄坂にあるオフィスビルにて、ごく少人数でスタートしました。多くのIT企業が集積する渋谷には、創業社長の武内寿憲も強い思い入れがあり、同時に、創業時から「渋谷駅から一番近いIT会社」であることへのこだわりもありました。採用の魅力や、社員のエンゲージメントにつながると考えていたからです。
エンジニアの想いを結集、帰属意識を育む環境を築く
それから、同じ渋谷区内での増床移転を経て、私が入社した2014年には、従業員が150名ほどの規模だったのではないかと記憶しています。私がこの会社に惹かれた背景には、「この会社を良くしていきたい」という社員一人ひとりの素直な思いが、当時からカルチャーとして根付いていたこと、そしてエンジニアをはじめ、企業を支える根幹である「人」の成長や働きやすさを重視する姿勢にあります。とはいえ当時はまだ、多くのエンジニアがお客様先に常駐していて、自社オフィスは少し閑散としていました。だからこそ社長の武内は、エンジニアの帰属意識を育むような、「常駐先での仕事終わりに自分の会社に帰ってこられる場所、安心できる場所」をつくりたいと考えていました。その思いが、これまで一貫してオフィスづくりの軸になっています。
その後2017年、110坪ほどのフロアに移転。一度館内増床で2倍の面積にまでしたのですが、組織規模はこの後も急速に拡大し、都内に複数の拠点を設けるなど、試行錯誤が続きました。
渋谷アクシュへ本社移転、社員自らが選べる働き方
成長の過程で関西・名古屋にも支社を設け、グループ全体で500名を超える急拡大を経た2024年9月、都内の複数拠点を集約するかたちで、渋谷アクシュの18階へ本社を移しました。コロナ禍を経てリモートワークが浸透した中でも、社員が出社し、顔を合わせる魅力的なオフィスをつくりたい。そうした思いと、今後の事業成長への投資を最優先したいという考えを両立させるため、リモートワークを前提に全社員の約3割の出社を想定し、このフロアに278坪の区画を借りることにしました。
私たちがこだわったのは「エンジニアファースト」の環境づくりです。ほとんどの席にデュアルモニターを標準装備し、特に集中したい社員のためにはウルトラワイドモニターを備えた個室ブースを設置。以前のオフィスでの課題だった、自席でオンライン会議をするとお互いの声が気になって集中できないという点も、多数の防音ブースで解消しています。
一方で、社員同士のコミュニケーションを活発にするための工夫も。部門間の壁を取り払うワンフロア化、気軽に雑談できるフリースペースやバーカウンターの設置なども行っています。ロケーションでは、渋谷駅から雨に濡れずに通勤できるアクセスの良さや、ビル内に飲食店とコンビニがある点が、社員から好評です。働き方に関しても、「週○日出社」といった全社画一的なルールはなく、「最も生産性の高い働き方を、所属する部門や社員自身が考えて選択する」というのが私たちの基本方針。ルールで縛るのではなく、個々の自律性を尊重することが、結果的に組織全体のパフォーマンスを最大化すると信じています。
AI時代を動かす「人」の力、交流が生まれる場をデザイン
今後は、既存事業の深化とともに、M&Aや提携をもう一つの柱とし、グループ全体のシナジー創出と成長加速を目指します。この新たな成長戦略を成功させる鍵も、やはり「人」。世間では生成AIが人の仕事を代替するとも言われますが、私たちはむしろ、それを的確に扱える人材の価値がこれまで以上に高まると確信しています。だからこそ、今後も未来をつくる人材への投資は積極的に行うつもりです。
そして、そうした社員同士によるコミュニケーションこそが、新たな価値を生み出します。そのためにも、仕事という目的がなくても自然と集まりたくなるようなワークプレイスを、今後も追求していきたいですね。
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