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ビジネスユースにおける駐車場マーケット

駐車場平均成約賃料

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ビル附置駐車場数

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社名ロゴと自社サービスのキャッチフレーズを掲げ、市街地の主要幹線を行き交う多くの営業車。全国各都市で普通に目にする光景であり、もちろん、これら莫大な営業車の1台1台には、保管される駐車場が存在する。車を所有する・使用する事業所の割合を考えてみると、企業のファシリティとして、駐車場は決してないがしろにできるものではない。ただ、そのマーケットや相場の情報は少なく、確保のノウハウなどをネット等で検索しても、ビジネスユースの視点でまとめられているものは、ほとんどないのが実情である。

今号の特別企画では、弊誌としても創刊から初めて「ビジネス街の駐車場」を特集する。駐車場検索サイトサービスや駐車場サブリース事業を全国で展開し、駐車場マーケットの豊富な情報量を誇る株式会社アズームの全面的な協力のもと、CBRE各拠点の現地情報も合わせ、全国主要都市主要エリアにおけるビジネスユースの駐車場市況を一挙公開する。各都市の賃料相場については、屋外の平置きは含まずビル附置の駐車場のみの、過去1年の募集相場(2015年6月~2016年7月)。また、駐車場確保難易度の参考として、全駐車場ストックを地図色の濃淡で示している。加えて特集後半は、ビル開発において駐車場附置を重視し奏功した「大宮JPビルディング」について、日本郵便に取材。さらに、駐車場確保のポイントと留意点を、アズームの営業本部長高橋氏に訊いた。

他誌では得られない貴重な情報とノウハウ。駐車場確保にお悩みのご担当者の方に、ぜひ参考にしていただきたい。

駐車場供給が増え、相場は下落傾向 ただし、テナント貸し駐車場は高止まり

全国的に、自動車の販売台数の低下や公共交通機関の発達、カーシェアリングの台頭等の影響で、駐車場利用のニーズは全般的に減少傾向にあるといわれている。一方、遊休地の有効活用として更地を駐車場化したり、分譲マンションの駐車場が外部貸しされるなど、駐車場の総数は増加傾向にある。駐車場の利用が減る一方で、総数は増加しているため、空きを抱える駐車場が年々増えている状況である。

なかでもビジネスユースの駐車場マーケットに影響を与えているのが、分譲マンションの駐車場である。近年の生活様式の変化や“クルマ離れ”の影響により、分譲マンションの駐車場に空きが出ており、特に首都圏においてはそれらがサブリース業者を通じて市場に出回るケースが増えている。分譲マンションの駐車場は、一般オフィスビルの附置駐車場よりも設備が優れている上に、安価で市場に貸し出されるケースが多いため、市場全体の相場を押し下げる要因になっている。事実、都心ではここ5年間で最大30%程度相場が下落した。ただ、この1年は相場の変動が緩やかになり、下げ止まりの傾向にある。

一方、オフィスビルの附置駐車場のテナント貸しの駐車場賃料は、相場よりも高めに設定されているケースが多い。テナント企業にとって、入居するビルの地下や敷地内の別棟に駐車場が確保できる使い勝手の良さは圧倒的であり、このアクセス性や利便性が、賃料に反映されているといっていい。また、オフィス賃料に比較して些少なコストなため、周辺相場の下落にかかわらず問題視されることが少ないことも、賃料が割高な要因だ。ただ、附置駐車場の空きスペースを外部貸しする場合は、相場に合わせて募集賃料を下げるケースも見受けられる。

機械式駐車場と自走式駐車場 そのメリットとデメリット

駐車場の種類は、大きく分けて「機械式駐車場」と「自走式駐車場」の2種類ある。機械式駐車場は、昇降機とパレットなどを使って機械的に車を出し入れするタイプの駐車場であり、自走式駐車場は、車を走行させて出し入れするタイプの駐車場である。

数として多いのは、限られたスペースに多くの車を効率的に駐車できる機械式駐車場である。オフィスビルの附置駐車場は、ほとんどが機械式といっていいだろう。ただし、機械式は出入口が1ヶ所に集中するため出し入れに時間がかかることや、パレットに載らない大型車は利用できないなどの点で、使い勝手はやや劣る。そのため、ビジネスニーズも高いとはいえず、特に使い勝手に難のある古いタイプの機械式駐車場では、空きが多く発生している。

それに対して、数は多くはないもののニーズが高いのは、自走式駐車場である。停電時や災害時にも「機械が停止して出庫できない」というリスクがなく、出入庫もスムーズにできるため、ビジネス利用での不満はほとんど聞かれないようだ。最近は、駐車効率よりも利便性や使い勝手の良さを優先し、自走式駐車場を附置するオフィスビルが少しずつではあるが登場している。

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上記内容は BZ空間誌 2016年秋季号 掲載記事 です。本ページへの転載時に一部加筆修正している場合がございます。

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