高松:一見静かな市場も、大型ニーズあり。
松山:新規供給により、移転好機到来。
高松・松山とも落ち着いた市場
当社調査による2024年6月期における高松市の空室率は、前期(同年3月期)と変わらず7.3%であった。今期は包装関係企業の新規開設や社会サービス事業会社の拡張など引き続き前向きな動きがあったが、一方で、一部のビルでは縮小や撤退などによる解約の動きも見受けられた。
空室消化の動きが緩やかで、全体的に動きの少ない落ち着いたマーケットだったが、ただ動きがなかったわけではない。マーケットにはワンフロアの大きな面積の引き合いも複数あり、来期以降の空室消化の可能性もあり、引き続き目が離せない状況だ。
松山市は引き続き空室が少ない中で、飲食系企業のオフィスの新規開設やシステム関連企業の拡張などの動きが見受けられた。ただし、築浅ハイグレードビルの大型面積を対象とした動きは、やや緩やかな状況だったと言える。
グレードの高い築浅物件の解約や、来年竣工予定の大型物件などの登場により、これまで検討したくてもできなかった企業にとっては、ようやくチャンスが巡ってきたとも言える。
広島支店 名越 正幸
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